ウール100%は暑くない。
「夏のウールラグ」の魅力
「夏こそウールのラグがオススメです。」と言われて首を傾げている方もいらっしゃると思います。
では、お洋服で「サマーウール」という言葉を聞いたことはありませんか?
なんとなく上品に見えるからという理由で使われている方もいるかもしれませんが、
ウールという素材にはちゃんと「夏だからオススメ」の機能があるのです。
室内に入ると思わずカーディガンを羽織ってしまう、最近の日本のお部屋事情を振り返りながら、
改めて「夏のお部屋にラグがあること」について考えてみましょう。
そもそもウールって?
ウールは羊の毛です。
羊の種類によってウールにも様々な種類がありますが、Layoutのラグで主に使われているのは耐久性に優れたイランの羊の毛です。
山岳地帯で暮らす羊をその厳しい気候から守ってくれるウールは、ラグや衣類へと姿を変えて、私たちの暮らしをサポートしてくれます。
蒸れにくい
化繊と比べると、ウールは呼吸をするようにお部屋の湿度を調整してくれるため、蒸れにくくて快適です。
吸湿力はポリエステルの約40倍!肌に触れてもサラリとした使い心地です。
省エネに一役
ウールは熱伝導率が低いのも特徴の一つ。
熱伝導が低い空気を繊維の中に抱えているウールは、クーラーでひんやりした空気をキャッチ。床下に冷気を逃さずキープしてくれます。
冬に温度が下がりにくいだけでなく、夏も熱を持ちにくいのです。
夏は冷える
暑さ対策でエアコンをつけたままにしている家庭も多いのではないでしょうか。
クーラーの冷気は下がるので、なかなかコントロールが難しいものです。
足元が冷えすぎたり、気づいたらお子さんが冷たい床で過ごしていて風邪をひく、なんてこともあるかもしれません。
でもウールのラグって見るからに暑そうじゃない?
ご心配なく。Layoutでは夏らしくお部屋を演出してくれるラグを沢山ご用意しています。
今月は「夏らしく使えるウールラグ」をテーマに、夏のコーディネートにオススメのラグをご紹介しようと思います。
夏のラグコーディネートのTIPS3
これからラグを選ぶ方 >
落ち着いた色 (べージュ・ブラウン・ブルー)のラグ
お部屋の色のトーンになじむ落ち着いた色や、寒色を選ぶと空間がスッキリと見えて涼しげな雰囲気のコーディネートになります。
大人な雰囲気を演出したい方、トレンドの SCANDIBOHO (北欧×エスニック)のスタイリングにオススメです。
ビタミン・トロピカル (オレンジのラグ、カラフル)なラグ
お部屋にグリーンがたくさんある方、ナチュラルなインテリアがお好きな方は、この夏は色でいっぱい遊んでみるのはいかがですか?
元々夏らしい雰囲気の明るい床のお部屋にはトロピカルカラーのラグをチョイス。
ラグがカラフルになるだけで、常夏感がぐんと増します。
おまけ ラグをもう敷いている方 >
夏らしいアイテムを近くに配置する
ラグをお使いの方でお部屋を夏仕様に模様替えしたい方は、ラグにプラス1することで夏らしさが演出できます。
ラグの近くに夏素材のアイテムを置いてみましょう。
リビングなら麻のクッションカバーやバスケット、ベッドサイドならルームシューズや枕カバー、サボテンなどの観葉植物もオススメです。
ラグの向きを変える
アイテムを増やさずに季節感を出したい方にオススメなのは、ラグの向きを変える方法です。
光沢のあるラグは見るむきによって色の明るさが変わって見えるので、夏は向きを変えてみたり、
家具で隠れる面積を少し増やして床を少し多めに見せることでも季節感を演出できます。
いかがでしたか?
「ウール=夏にもオススメ」ということを少しでも感じていただけたら嬉しいです。みなさんのお部屋がこの夏少しでも快適な空間になりますように!
今年の夏はウールラグをコーディネートして、
ひんやりサラサラなリビングでのんびり過ごしてみてはいかがでしょう?
どんなラグがお部屋に合うのか迷ってしまったら、Layoutスタッフにご相談ください。