セールスマネージャー熊井の“ラグ愛はここから”

ラグが大好きなLayoutの仲間たちに、その“ラグ愛”がどこからやってきたのかをインタビューしていきます。

今回はセールスマネージャー としてLayoutをひっぱる熊井に登場してもらいました!

忘れられない入社面接

チームリーダーとなって3年間、Layoutのブランドとして、組織としてのあり方を考え続けてきた熊井。実は、前職ではまったく違う業界で働いていました。

「前職では化粧品メーカーで営業をしていたんですが、これでいいのかなとずっと悩んでいたんです。それなりに大きな会社で、成熟しているがゆえに新しいチャレンジの機会が少なくて。もっと今から大きくなっていく会社を間近で見ていたい、その一員に自分もなりたいと考えるようになりました。そんななか、転職サイトに載っていたLayoutになぜか惹かれたんです。不思議ですよね。ラグのこともインテリアのことも知らないのに、どうしてかビビッときたんです」

そんな直感に導かれて進んだ面接で、忘れられない思い出があったのだとか。

「未だに笑い話なんですが、面接でいきなり社長の前田に『私、偉くなりたいんです』って言ったんです。若気の至りですね(笑)。自分なりに『会社の成長と自分の成長はイコールなので、自分も会社に貢献したい』という気持ちを伝えようとしたんでしょうね。偉くなりたいかはさておき(笑)、自分の成長が会社の成長という意識はLayoutに入社して数年が経過してさらに強くなっています。特にセールスチームのリーダーを任されるようになってからは、自分の行動や考えひとつひとつが、Layoutのブランドになっていきます。それは楽なことばかりではありませんが、自分の意志で仕事をしているおもしろさがありますね」

スタッフが輝ける場所をつくる

チームを支えるリーダーになって3年。熊井は自分の仕事を「裏方」と表現します。

「お客様が喜んでもらえるようにスタッフを輝かせられるかが私の仕事のひとつ。ラグのことなら平井、お店の顔としてなら小松や鈴木といったように、Layoutのスタッフはそれぞれ得意分野が違うからこそ、私は裏方に徹してみんなが自分の強みを活かして輝ける場所をつくるのが仕事だと思っています。お客さまと同じくらいスタッフのことも見ていますね。」

「もう一つの役割は、シンプルにチームの進む方向を考えて決めて示すこと。ブランドやチームが強くないと、どんなにラグ愛を伝えても信じてもらえないはずです。だから、スタッフそれぞれの担当領域を超えたLayoutの軸を固めるのも私の仕事。Layoutではスピードや柔軟性が重要で、いつも最善を考えて軌道修正していく判断力を磨いていかねばと思っています。そのためにもいまは、自分の引き出しを増やすことを意識しています。一つの視点にとどまらず、あらゆる側面から考えられるようになりたくて。紙にいろんな可能性を書き出して考えてみたり、チームやブランドマネージャーの平井に相談したり、いままで苦手だった本もたくさん読んでみたり。お取引先さまにも同じ悩みを抱えている立場の方がいて、お互い「仲間だね」って相談し合ったりしています。」

Layoutで信頼される人でありつづけたい

これからの目指すところを聞いてみると、「いまは前田が目標です」と応えた熊井。その背景には、仕事においても人生においてもLayoutでの学びがありました。

「私はまだまだ視野が狭くなりがちですが、前田は瞬時にいろんな視点が出てくるんです。買い付けや出張の合間も、どんなことを考えているか聞いて、前田の脳みそに近づこうとしています(笑)。実はメールで週1回、前田とは交換日記のようなものをしていて。密にアドバイスをもらっています。今年はイランへの買付けも同行して、Layoutのラグたちが生まれた土地のにおいや空気を肌で感じて、さらにラグが愛おしくなりました。買付け中はじっくり吟味してラグを選んでいくのですが、その中に1枚だけすごく気になるラグがあって。何がいいとはっきり言葉にはならないんですが、他のラグとはどこか違ったんです。それを言ったら前田が『なんか好きってとても大事だよ』と」

「Layoutに入ってから、人生をよりよく楽しむコツをたくさん教えてもらっている気がします。Layoutで学んだものの見方や考え方が仕事だけでなく、私の人生そのものも導いてくれる。そう思いますね。ラグについてもそうです。いままで『お気に入りのものを大切に長く使う』という意識があまりなかったのですが、自宅にラグを敷いて、それに合うテレビボードやソファをじっくり選ぶのはすごく楽しいです。POP-UPの時も、会場にラグを敷いた瞬間、ブワッっと場の雰囲気が変わるんです。入社したときからずっと、そんな新鮮で心躍る瞬間は変わりません。そんな風にいろいろなことを教えてもらっているLayoutで信頼される人でありつづけたいし、もっと深みのある人間になりたいですね」