外に出かけるときは思いっきり朝から晩まで楽しんで、家にこもる日は本当に外から1歩も出ない!という暮らしが、わたしです。
とても極端な暮らし、性格もグレーは嫌いで(色としてはとっても好きな色です)白黒はっきりしたいタイプです。
そんな性格なので、今日はお休み、1歩も出ないと決めた日に家から出ることは本当にマレで、家にいる日に何をしているかというと、掃除に始まりごはんを作り、洗濯し、さらに掃除。
それがひとしきり終わると、わたしのぐうたらタイムがスタートします。
映画を観て、観て、観る!
ジャンル問わず観続けます。
ホラーだけはどうしても観ることができないので、ホラー除いて…ですが。
映画を観ていて思うこと、それはやっぱり洋画のインテリアってとっても素敵ってことです。
普通の全然おしゃれじゃない人っぽいのに、インテリアが素敵。
アメリカやヨーロッパのインテリアの普通レベルがすでに素敵です。
それじゃまるで邦画がダサいようだ、と思うかもしれませんが、そうではないのです。
邦画の中でも、少し昔の邦画ってとても素敵です。
現代の邦画は、どこに向かっているのか?インテリアを素敵にしない方が、親近感をわかせやすいと思っているのかな?と思うほどに、あまりよくないインテリアが多く見受けられます。
日本の普通のインテリア、もっとあげていきたいです。
ワンポイントで楽しく
少し昔の日本家屋なんて本当に素敵で、みんながあの暮らしをしていた時代こそ素晴らしく思います。
“日々是好日”の樹木希林さんのおうちは、本当に素敵ですし、“コーヒーが冷めないうちに”の喫茶店も少しさびれたレトロ感がとても絶妙で素敵です。
どちらにも共通するのが、壁の使い方が素敵なことです。
“日々是好日”では、季節や出来事に合わせて、お部屋の掛け軸がかわります。
合格してほしいときには、エールを送るような言葉の掛け軸、梅雨には梅雨に合わせた言葉の掛け軸で、季節とともに部屋の空気をかえてくれる、それが掛け軸で壁のポイントにも。そうすることで、訪れる楽しみもあるなぁと観ていて思いました。
“コーヒーが冷めないうちに”では、壁にフレームがたくさん飾っていて、バラバラなようで素敵なバランスをとっていて、これはいいなと思いました。
インテリアがぐっとよくなるポイントは、以前にもオススメしましたが、やっぱり壁です。
ただ殺風景な真っ白でなにもない壁、ではなく、飾られている壁のある空間は、もし何もない部屋だとしてもおしゃれに感じられます。
少しだけ、なにかおうちを素敵にしたいなと思ったら、ぜひ壁を飾ってみてください。
どう飾るのか?それもまた難しいですね・・
以前にもお話した通り、好きなものだけをどんどん飾っていくと、統一感がなさそうに感じていても、増えていくごとにまとまりが出て、飾ることが楽しくなっていきます。
気に入った大きなアートをどんと1枚飾る、というのもいいですね。
わたしもちょうどいま、ソファ後ろに飾るアートを探している最中です。
いろいろさがして、まだ決まっていません。じっくりゆっくり探すのも、気に入ったインテリアにお部屋を仕上げるポイントかもしれませんね。
そして、これだ!と思ったら、すぐ動く!という感じ。
ん~、、しっくりこないな、と思うときは大概あとでやっぱり気になる、変更したいと思うことも多いのがインテリアなので、これだ!というものを探し続けてください。
じっくり、ゆっくり、壁を飾るアートは探して、さっそくおうちに取り入れてほしいものがひとつあります。
それは、お花を飾ること。
誰でも簡単に取り入れられて、誰もが気持ちが前向きに良い気分になれるもの。
何を買えば、どうすればいいかわからない、というときには、だいたいの金額と好きな雰囲気だけ言えば、お花屋さんが綺麗にまとめてくれます。
あとは、すきなお花を1輪だけ購入するのもおすすめです。
お花を飾る入れものは、インテリアショップには本当にたくさん販売しています。
フラワーベースが見つかるまでは、何かの瓶に入れて飾っても素敵です。
朝起きて、家にお花が飾ってある、それだけで気持ちの良い朝を生み出してくれます。
朝起きて、背伸びして、リビングに行って、まずお花の水をとりかえる、それがルーティーンになるような暮らしってとてもいいと思いませんか?
ぜひ、おひとつお花をおうちで飾ってみてください。
そして、ゆっくりじっくり素敵なアートを見つけましょう。
(text : Shimazaki)
SHIMAZAKI AYAKO
模様替えがすきで、自分の部屋をしょっちゅうかえていたそんな幼少期を過ぎ、気づけばインテリアを仕事にして12年経ちました。タイプの違うインテリアショップ2店舗の店長をしながら、最近はEC事業にも手を出し始めた好奇心のかたまりのような性格です。集中力は高いけど持続性がかなり低めなのでブログを書くこと、こっそり心配しています。