Journey to Iran vol.8

2020.2/16(日)マシュハド
買付4日目 後半

マシュハドで教えてもらったラグのデザインの中から少しだけご紹介したいと思います。

思わず言いたくなる「バーズーバンディ」

بازوبندی は直訳すると「アームバンド」です。

亀の甲羅のようなモチーフがブレスレットのようにつながってるデザインですね。強い人が腕に着けるバンドのデザインと聞いたのですが、強い人って一体どんな人なのでしょうか?

腕相撲なんかのチャンピオン?
確かにチャンピオンベルトにも見えなくありません!
もう少し詳しくそのところ調べてまたご紹介できたらと思っています。

なんだか速そうな「フィルパー」

فیل پاは直訳すると「象の足」です。

ギュルのデザインが象の足のデザインともいわれると見たことがありますが、マシュハドではこのタイプのバルーチのラグをフィルパーと呼んでいたので関係がありそうです!

象の足ってどんな形だったか、ぱっと思い出せなかったので調べてみました。

確かに足跡の形はこんな風になるかもしれません!
この名前を付けた人は想像力豊かです~

いつもラグを選びながらこれはなんていうデザインなの?どう書くの?と質問攻めの中でのバイイングです。

大きなラグは青空の下、屋上でいつもチェックします。
大体いいお天気なのでとっても気持ちがいいです☺

ここでの私のお気に入りはこのバルーチのオールドラグ。

全体的にとてもかっこいいのですが、1つだけボーダー(外側のフレーム)の部分にオレンジのモチーフがあるんです。
ほんとうに1つ、そこだけです。
真ん中あたりにはずっと赤で織ってきたモチーフをその列だけ白にするというファインプレーも!

こういう発見があると本当に愛おしいです。。
300x200cmくらいの大きめのサイズですが、チャーミングな子なんです。

この日は朝にマシュハドへ来たばかりだったので、このあとゴラーミーさんたちとごはんへ行くことに。

マシュハドへ来るといつも連れて行ってくれるおいしいマシュハド名物を食べに!

つづく