おしゃれ番長「Nobby」がインテリアスタイルとラグの役割ついて、あえて評論家チックに語ってみました。


シンプルモダン

機能性が重視されたシャープなデザインに樹脂素材、ガラスやステンレスなどの硬質なイメージで空間をシンプルでクール構成し、自然素材をアクセントに取り入れたスタイル。 
明度の高いクールな印象の白を基本とし、差し色にグレーや黒、メタリックカラーなどをとり入れ光沢感をだすのも特徴のひとつです。

大人ラウンジ

高低差のある場所に丁度良く収まっているストレートタイプソファ。 
スタイリッシュなブラックレザーとビビットカラーのオットマンはこの空間で寛ぐためになくてはない存在です。クッションカバーは素材感のあるシンプルなデザインとカラー。 

全体的に柄を抑えて素材感のあるものでまとめたお部屋は引き締まった印象を受けます。窓にはテキスタイルの装飾はせずにロールスクリーンをチョイス、壁と窓の隙間から入る自然光はクールな部屋を和らげてくれる効果があるのかもしれません。 

ギャッベをあわせると甘くなってしまいそうなイメージですが、シンプルで濃い色の床と相性が良い赤をとり入れたことで落ち着いた大人の雰囲気を演出してくれています。

ギャッベの赤とオットマンは同系色ですが、テクスチャーが異なり上品で見栄えがします。黒と赤のスタイリングは、モードでカッコイイ男女を連想してしまいますが、見た目とは違いギャッベは厚みがありフカッとした踏み心地なので、緊張することなく、安らぎを与えてくれる場所になりそうです。 

ゆったりまったり

高い天井と大きな窓、明るく開放感のあるリビング。 

壁や柱に使われている天然石材に白、ベージュ、グレーをチョイスしていることで素材のもつ重厚感を和らげ、濃いめの床にはソファや暖炉の間にちょうどいい距離感でシンプルなブルーのギャッベが配置されていることで、床面が引き締まり空間が明るくスッキリとした印象を与えてくれています。

身体を包み込んでくれるようなナチュラルレザーの3人掛けソファ、暖炉の隣にあるラウンジチェアは背面のデザインも美しく、オットマンに足を置いてホッと一息つく特別な場所。天然木のサイドテーブルはスツールとしても活躍してくれそうです。 

ソファやラウンジチェアに座ってくつろぐ時間も心地いいですが、ギャッベの上にコーヒーテーブルを置かずに広々とつかうことで、ゴロゴロして本を読むのも贅沢な時間ですよね。
ブルーはお部屋を引き締めてくれる効果がありますが、心身が落ち着くともいわれています。 

ギャッベは「可愛らしい、カジュアルすぎるのでは?」というイメージがあるかもしれませんが、お部屋にある家具や色のバランスを考えシンプルなデザインを選ぶとスタイリッシュでモダンなイメージになります。 

空のような色合い、フカフカとした踏み心地のギャッベは美しく、 涼しげで日頃の疲れを癒してくれるかもしれません。

爽やかに艶っぽく

ライフスタイルに合わせて選ぶことのできるシステムソファ。
フレームやクッションを縁取っているパイピングの落ち着いたグレーがモダンな雰囲気でコーヒーテーブルの大理石の天板とスマートな脚はクールで重厚感があります。窓には色を抑えたシンプルなブラインドを合わせる。

トライバルラグをチョイスすることでカジュアルなイメージにし、クッションカバーにも柄をとりいれて遊んでいる感じです。
オールドのトライバルラグが妖艶な雰囲気をだしていて、モダンテイストのインテリアのアクセントになっています。

クールビューティーに暮らす

すっきりとした見た目、クールな印象を感じさせる家具のデザインはミッドセンチュリーな雰囲気です。ナチュラルな天板に綺麗な曲線の白い脚が特徴的なモダンなダイニングテーブル。
パイプの脚がスタイリッシュなチェアの座面は鮮やかなファブリックとレザーという遊び心がある組み合わせです。 

アートや照明にはメタリックな艶っぽいシンプルなアイテムをとりいれても全体のバランスを崩しません。 

シンプルモダンな家具にペルシャンラグのスタイリングは相性が良く、クールな印象を華やかにしてくます。色や柄が多いためシンプルに見えないかもしれませんが、ペルシャならではのデザイン性の高さはモダンなインテリアに相性がよく引き込まれてしまうくらい魅力的です。 

Nobby流
シンプルモダンスタイルのポイント

デザイン性の高さ、ラグジュアリーな素材感のあるモノをセレクトしたインテリアがシンプルモダンのコツです。
モノトーンで統一されたお部屋、その空間のアクセントとしてポップな色合いや無機質な素材をいれることでよりモダンな雰囲気になりますし、スタイリングするラグによっても印象を変えることもできます。 

例えば、ペルシャンラグは華やかさをプラスしてくれ、上品さを感じさせてくれます。 
トライバルラグはクールな印象を和らげてくれ、こなれ感があります。 
ファッションでいうドレスカジュアルのようなイメージですね。 

ギャッベはモチーフの少ないシンプル系やハイクオリティのようなデザインを選ぶことでほっこり感がなくなりスタイリッシュな印象になります。 

どのラグを選んでもモダンな空間を崩すことはないので安心してスタリングしてくださいね。 

(text : Nobby)


Nobbyのインテリアスタイル


新入りのラグたち