セールスグループ鈴木の“ラグ愛はここから”

ラグが大好きなLayoutの仲間たちに、その“ラグ愛”がどこからやってきたのかをインタビューしていきます。

今回はセールスグループの鈴木に登場してもらいました!

売れっ子ラグのマネージャー

鈴木は2020年までは店長をつとめたのち、セールスを担当。お客様はもちろん、ラグを求める企業さまにとっても頼もしいスタッフです。

「いまはショールームでの接客をメインにしつつ、インテリアショップや設計事務所など、お取引のある企業さまからのご依頼にも対応しています。ホテルやカフェなどにスタイリングするラグを提案させていただいたり、ドラマの美術協力などにも立ち会わせもらっていますね」

実はLayoutのラグたちは、毎シーズンどこかしらのドラマに出演させてもらっている“売れっ子”。そのマネージャーとして活躍しているのが鈴木です。

「ドラマでは美術担当の方と図面を確認して、指定された場所だけでなく『ここもラグでスタイリングできそう、こっちもいける』と、さらにインテリアが引き立つような場所を提案することも。Layoutのラグも出演者のひとりとして、視聴者の方はもちろん、他の俳優陣にも楽しんでもらいたいという想いでいます。」

TBSドラマ『妻、小学生になる。』に出演

「他にも、最近はホテルやカフェ、さらにアパレルのショールームなどでラグをスタイリングしたいというケースが増えています。店舗開発では、担当者の方がほしいラグ像をもっていることが多いのですが、僕らはその期待を超えるような、ラグの選ぶ幅を広げられる提案を意識していますね。実際にお店にラグがアクセントとして使われ、さらに雰囲気がよくなる瞬間を見るとうれしいですね。ドラマやお店を通してラグのある生活を身近にと感じてもらえれば、日本のインテリアはもっとおもしろくなるんじゃないかな」

人の縁に導かれて

Layoutのひとりになる前は、アパレル業界、インテリア業界を経験。実はそのころからラグを集めていたそうです。

「前職ではインテリアショップにつとめていたのですが、そのころからラグを集めていました。最初は小さなギャッベから、だんだん大きなサイズも買いだして。当時はまだ実家暮らしだったんですが、家中に敷き詰めてありましたね(笑)。実家を出るときは全てのラグを引き連れて、ラグをベースに家具を選びました。そうして自分でインテリアを考えていく過程で強く感じたのは『ラグがあるとないとではインテリアは全然違う』ということ。柄があるラグは主張が強いと思われがちですが、ラグがあるからこそインテリアに奥行きが生まれ、その人らしさが生まれるんです。だからこそ、お客様にはラグを憧れのままにせず、ぜひ小さなサイズからでも“ラグのある暮らし”を体験してもらいたいと思っています」

「学生時代から、アパレルかインテリアに関わる仕事をしたいと思っていました。今思えば、学生時代の友人に少なからず影響を受けていたのかなと。インテリアも服も、音楽も好きなものがたくさんある人で、それを自分らしく表現するのがうまくて。僕も彼のまねをしながら、僕らしさを見つけていったんだと思います」

「アパレル、インテリア業界で仕事をしてきて、Layoutと出会ったのもご縁だなと思います。社長の前田とは以前から面識はあったのですが、たまたま前職を退社するタイミングで訪れたラグのイベントで再会したんです。僕が起業のタイミングをはかっていると近況を伝えたら、前田に『準備が整うまでうちを手伝ってくれないか』と誘われて。本当にたまたま寄ってみたイベントだったので、あの日がなかったら今ごろ全然ちがうことをしていたんじゃないですかね」

たしかな手ごたえを感じながら

店頭やSNSでラグの良さを伝え続ける日々。すこしずつ、ラグを取り巻く環境が変わってきたと手応えを感じる瞬間もあるといいます。

「一番うれしかったのは『Layoutでラグを選んでからインテリアを揃えていきたい』という言葉をお客様からいただいたときですね。“ラグから暮らしをデザインする”という僕たちが発信し続けているコンセプトが少しずつ浸透してきたと感動しました。そんな変化も、お客様とお話しないとわからないので、これからも対面でお客様とお話する機会は大切にしていきたいです。以前は「ペルシャ絨毯=敷居が高い」というイメージを持つ方が多かったのか、お客様の年齢層に偏りがありましたが、今ではお店を気軽にのぞいていただくことも増えて、幅広い年代のお客様がいらしています」

「これまでも、これからも、ラグを手に入れたときの楽しさを伝えていきたいです。Layoutという場所をもっと良くするために、スタッフ個人やチームが力を注いでサポートしあう姿にエネルギーをもらっていますね。僕がたのしくLayoutにい続けられるのは、皆さんのサポートあってのこと。ラグの業界を変えていくという使命とともに、ラグと暮らす楽しさを広めていく活動に携われているのが楽しいし嬉しいです」

「3年後なのか、5年後なのかわかりませんが、ラグの楽しさを知ったお客様同士が集まって交流できるようなイベントがあったら面白いのでは、と思っています。ルノーやジープなど、自動車のオーナーが集まるように、Layoutのラグのオーナーさんが集まってお互いにラグをおすすめしあったり。そんなことができたら、幸せですね」