-ひつじもっとを愉しむためのギャッベをつくりました-
ひつじの色そのままの染めていないベージュのウールのキャンバスに、1本のカラーラインを織り込んだLayoutのオリジナルギャッベ。
思いっきりシンプルだからこそ、ラグの端をかがる糸や四隅のボンボンの色にはこだわって、スタイリッシュにもナチュラルにもいろんなシーンにスタイリングできるとっておきのギャッベができあがりました。
お気に入りのギャッベをたくさんお持ちのギャッベラバーさんもシンプルだけど長く使えるいいモノが好きな方も、ウールラグが大好きなわんちゃんねこちゃんも、それぞれが心地よく愉しめる空間づくりに。
SENの生みの親、バイヤー平井に聞いてみました!
Q.どうしてSENを作ろうと思ったんですか?
現地でのラグ買付けの旅では、各地を周りラグをセレクトしながらオリジナルのプロダクトを一緒に作り上げてくれるパートナー探しもしています。
過去にも、細かなデザインの希望を織り手さんに伝えて全く違う3つの地域でサンプルを織ってもらったり、現地で糸を選んでオーダーしてみたりとオリジナルラグは何度かチャレンジしてきました。
もちろん一筋縄ではいかず、いつまでたっても完成しなかったり、オーダーしたデザインとは程遠い織り手さんのオリジナリティが存分に発揮されたラグが届くこともしばしば。
「なんか違うラグたち」はそれはそれで愛おしいのですが、ちょっとだけ違和感がありました。
チャレンジしていく中で私たちがどんなに計算してデザインを作っても、織り手の彼女たちが無意識に持ち合わせている計算を越えた”感覚”や”バランス”を表現することはできない。ということに気が付きました。
そんなことがあって生まれたのが「SEN」という名前を付けたシンプルにひつじを愉しむためのギャッベです。
シンプルにすることでウールの自然なグラデーションの個性、1本の線に現れる織り手さんの個性が引き立つプロダクトになったと思います。
Q.SENの特徴は何ですか?
イラン南部の遊牧民をルーツに持つギャッベの織り手さんに1枚ずつ手織りで織ってもらっています。
ベースの部分は、染料で染めていない柔らかく肌触りのいいウールの糸を使い
その自然な毛色の違いのグラデーションだけで十分に表情と個性が出るので、デザインはなるべくシンプルにひつじ感を大切に。
現地で出会う羊たちは白、茶色、黒、グレーとみんなちょっとずつ違う色をしています。
ギャッベは毛足が長くふかっとした踏み心地も特徴なので、ギャッベの気持ちよさはそのままになるべくシンプルでミニマムな印象になるように、カラーラインをフレームのように織り込んでいます。
端をかがる糸やボンボンがシンプルな色で作られているのも、特徴です。
Q.SENのこだわりポイントを教えて!
カラーラインを1本線になるように、1列だけの結びにすることですっきりと見えるようにオーダーしています。
カラーパターンはブルー・グリーン・イエローの3色。
ブルーでも全てが同じ色ではなく、濃いブルーや淡いブルーなどラグによって色が違うのもポイントです。
エッジとボンボンは、現地のLayoutの仕上げの職人さんたちと話し合って、シンプルな2色のエッジにオリジナルのボンボンを作ってもらいました。
シンプルすぎてギャッベらしくないと思うギャッベラバーの方もいるかもしれません。
その気持ちもとてもよくわかります。
ただもう少しだけ、ひつじ感を愉しみたいと思ってしまったんです。
ギャッベのルーツは元々、デザインのない無染色のウールで織ったラグだったともいわれていて、きっとこの頃の遊牧民が一番ピュアにひつじへの感謝や尊さみたいなものを感じていたんじゃないかと思います。
そんなひつじたちにありがとうのキモチを込めて、SENをみなさまにご紹介したいと思います。
〇サイズ
40x40cm/60x40cm/80x50cm/90x60cm/
120x80cm/150x100cm/200x150cm/200x200cm/240x170cm
※在庫状況によっては欠品のサイズがあります
※サイズはおおよそのサイズ感になります