今までラグをセレクトしていて、2枚だけゲラヴァーンというイラン北部の村のラグを気に入りセレクトしたことがあります。
一般的には「へリース」という町のラグとして大きくカテゴライズされて市場に出ることが多いので、ゲラヴァーンという産地自体あまり聞き慣れないかもしれません。
このラグをやっぱりへリースではなくてゲラヴァーンと呼びたいんだ!という衝動に突然駆られ、へリースと付けていたタグの産地を変更して、その想いの丈をここで思いっきりぶつけてみようと思います。

何だかわからないけど好き
はじめてその名前を聞いたのは、2020年の2月の買付のとき。
タブリーズのバザールで教えてもらったのが最初でした。
その時の私はへリースと何が違うのか全くよくわからないけど、色やデザインのバランスがこっちの方がなんか好き!という感覚は今でもうっすらと覚えています。
その感覚はきっと皆さんがラグを選ぶときと少し似ていると思っていて、産地や部族の詳しいことはわからなくてもそういう感覚的に自分のアンテナに引っかかったものこそが「好き」の正体の原石なんだなと新しいラグに出逢ったときにそんな風に思いワクワクします。
そして、その後に何で好きなんだろう?と考えるのもまた好きなんだと思います。
よくは知らぬまま出逢ってセレクトして、お客様に旅立って行った先輩ゲラヴァーンのラグを今も写真を見てやっぱり良かったな~と思い返すことがあります。
それって私、かなりこのラグが好きですよね!
出逢えた1枚
出逢ったではなくて出逢えたと思った1枚がこちらのラグ。
2025年6月、北を周る買付の旅の終盤でバザールで出逢えたのがこのラグでした。
タブリーズのバザールでは、とても大きいサイズのパキっと鮮やかな目が覚めるような赤いへリースのラグがずらりと並ぶ中、山の中から出てきたこのラグ。
あ!これはゲラヴァーンじゃない?とアンテナがしっかりと反応した。

このラグだけ、オーラありませんか!?
このスモーキーなモーヴピンク。私の大好きな色!
ボーダーのシャーアッバスデザインはなぜだか鳥に見える嬉しいポイントも胸が高鳴ります!(鳥好きの小松店長の顔が浮かぶ)
この広いバザールで、お気に入りゲラヴァーンを他にも探しましたが今回出逢えたのはこの1枚。そうとなるとまたここへ来て探したくなりますよね。
あちこち好き
あっちもこっちも、好きなポイントがあるのですが一気にご紹介していきますね!

中心のメダリオンがラブリーじゃなくて、より幾何学的なところがかっこいい。

メダリオンの上下の飾りのデザインに使われる水色がとってもきれいな色であるところ。

程よいヴィンテージ感と将来有望でまだまだ育っていきそうなつや感。

太めのコットンの経糸・緯糸、そして力強く叩いてパイルを詰めたであろうハリ感。ものすごいしっかり者(しっかりしているラグのこと)。
お部屋に敷いてみると・・・

先輩ゲラヴァーンをお迎えくださったお客様は、ダイニングテーブルの下にスタイリングしてくださっています。
しっかり者ゆえに、そのハリ感が椅子を引いたりするダイニングシーンでも使いやすくとてもいいですよね。
落ち着いたトーンのカラーが木の素材の空間やテーブルに良く合います!
少し厚みもあるので、リビングにソファ前に敷いていただくのも気持ちいいです。
空間を雰囲気よくまとめてくれるとっても魅力的なゲラヴァーンのラグ、ぜひチェックしてみてくださいね。
№ 41872Size :210×151cm
ゲラヴァーン
ヴィンテージ
¥308,000 (tax in)
■在庫店舗:TOKYO店
※こちらのラグはオンラインショップ未掲載のため、LINEやInstagramからお問い合わせをしてみてくださいね!