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旅して出逢ったラグを、愛を込めてお届けするセレクトショップ

『お花の開花を祝う』

『お花の開花を祝う』

こんにちは

先日、網走のPopUpに参加させてていただきました!
お会いした皆さん、ありがとうございました😊

いつかのネイチャー番組で見たサンゴ草の群生地が
網走にあると、お会いしたお客様にお聞きして、
連れて行ってもらいました!! 海に続く湿地帯に濃いピンクのサンゴ草の絨毯と、
空が映るキラキラした水たまり。
とても素敵でした✨ ぜひ、網走に見に行ってみて下さい!!
さて、東京店から今回
お話しさせていただくラグはこちら💁
ベッドカバーやカーテン、ハンカチ。
身の回りのファブリック製品にありそうなお花の柄。 ギャッベなんです。 と言っても、ラグがお好きな方から見たら、
この羊の染めていないであろう
グレーやベージュのグラデーションを見たら、
「まーそうでしょうよ。」と言われますね。 しかし、この柄、あまり見たことないですよね? トライバルラグではもっと無さそう! ギャッベのふかっとした雰囲気はありつつ、
ファブリック製品のように細かく色分けされた柄が、
いつも見慣れているギャッベとはひと味違うように見えます。 絨毯は経糸にひと結びずつ糸を結びつけて織っています。 例えば、赤が一色の絨毯であれば結ぶ色は赤だけなので糸を持ち替える必要はなく一段完成するのですが、
赤字に柄を入れるとなると違う色を手に取って何目か結んでまた、赤に戻るを繰り返します。 色や柄が細か入ると言うことは、織り手さんがそれだけ一目一目違う糸を持ち替えて結んでいる。ということになります。 このラグの仕事っぷりをラグの裏でお見せしましょう!
横にひとつずつ結んで織っていきます。

いかがでしょうか? 織り手さんの、このデザインをギャッベにしたい!という意気込みがが
伝わっていきませんか!?
お次は表に戻ります。

はじめにご紹介した通り、あまり絨毯らしくないこの柄なんですが、ちゃんと「らしい」で構成されているんです。 無染色の毛を使ったグレーとベージュのグラデーションは、たくさんの方に素敵ね。
と言っていただけるギャッベらしい優しい色味。
よく見るとお花は、悪いものを追い払う魔除けの意味を持つ狼の足跡の模様ではないですか!
お花自体の意味は美しさや豊かさ、再生を意味すると言われています。
なんだかひとつの柄が2つの意味で解釈できるなんて、洒落ていますよね。 日本では「桜咲く」→「試験に合格する」という言い回しがありますが、
このラグも色とりどりの紙吹雪がパンパカパーン🎉とお花の開花をお祝いしていて、お花たちも胸を張って誇らしそうに見えます。
誰かのお祝いを記念して織られたのかもしれませんね!

このラグをどうやって敷こうかな。という私も妄想はこうです🤔 シンプルなお部屋に、このギャッベ。 閉鎖的で寒い冬を乗り越えるために考えられ、愛されてきたカラフルで楽しい北欧の小物を散りばめ、
お花たちとのカラフルさを楽しむ。 通年を通して明るい気持ちで過ごせるお部屋になりそうです🎶

text:Numakura

 
 -No.72860
 -190×150cm
 -ギャッベ
 -341,000円(税込)

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