〈SEN×1000〉
無染色のウールで織り上げたまっさらな羊のキャンバスに、ワンポイントだけカラーラインを入れたLayoutのオリジナルギャッベ「SEN」
ひつじを愛するLayoutバイヤーによる、ひつじをもっと愉しむためのギャッベです。
一見シンプルなSENだけど、じっくり観察するとそれぞれの個性が見えてくる。
Layoutスタッフが各々の視点から、SENを1000字で熱く語ります。
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〈SEN×1000〉も中目黒からご紹介する私でアンカーです。みなさんお気に入りのSENは誰のSENでしたか?
同じデザインでも大きさや厚み、生成りの色味、線の色。自分の好きフィルターを通して見ると細かな違いが愛着になってゆくところが手織りのラグを選ぶ醍醐味です。
最後の一枚もぜひ、楽しんで下さい!
◎このSENの見どころ


お家に敷いてあったら、やらなきゃいけない事を後回しにして、ついついゴロンとしてしまいそうなふかふかさと、203×147cmという大きさで、畳で言うと約1.8畳〜2畳ぐらい、足を伸ばしてゴロンとするにはいい大きさなところが私の選んだSENの見どころ。
◎SENのある暮らし
実家の和室にあった雪見障子。
雪見障子(ゆきみしょうじ)とは、上半分が障子、下半分にガラスがはめ込まれた建具で、外の景色を見るために下半分の障子が開けられるようになっている、なんとも日本らしいものです。
障子が全部開いているよりも下半分が開いていることによって、視界が限定され見慣れている小さな庭の景色も少し違って見えて大好きでした。
窓の下半分しか見渡せないので自然に座ったり横になったり。普段気が付かなかった花に気がついたり、雪見障子の名のとおり雪が積もってゆくのを眺めたり。
一緒に生活していた犬は、いつも陽の当たる障子の前を陣取り、外を眺めたりお昼寝したりと彼女のお気に入りの場所でした。
このSENを選んだのは、グリーンの緩やかな線やふかっと厚みのある暖かな雰囲気が、愛犬が好んだ和室のゆっくりと流れる時間や陽の当たる柔らかな空気を連想したからです。
和室にラグは変ですか?と聞かれますが、和室の見た目の規則正しく少し緊張感のある空間(流れる時間は緩やかなのが不思議)に、手織りのラグの柔らかさは、緩急がつくからなのか、相性がいい気がします。
畳もラグも床で生活する事を前提に、日本とイランで大切に使われてきたと言う点では共通する文化ですよね。そんなところも相性がいいのではないでしょうか。


和室と聞いて思い浮かべるものに茶道がありますが、茶道では畳のヘリは亭主とお客様の境界線とされ非日常(茶席)と日常を分ける意味合いがあります。
ギャッベのSENは、だらっとしていい境界線。
和室にSENを敷いて、ゴロゴロしながらいつもとは違う視界でお庭を眺めるのもよし。寝転がっていつもより高い天井を見上げて伸びをするのもよし。愛犬や愛猫と戯れるのも幸せ。
椅子生活が多い人ほど、積極的に体と心をだらっとさせる場所を、羊のままのカラーでふかふかのギャッベのSENで作るのはいかがでしょうか?



No.97505
Size : 203 cm × 147 cm
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TEXT by Numakura(1076字)