ギャッベの取扱について

ギャッベはイランの山岳地帯の厳しい環境のなかで暮らす遊牧民たちの大切な生活道具として代々受け継がれてきたウール100%のハンドメイドラグです。

遊牧民の手でしっかりと結び織りあげられるギャッベはとても丈夫で世代を越えてお使いいただけます。

✴遊び毛

ウール100%で織られた毛足の長いギャッベは使い始めにフワフワとした遊び毛がでることがあるのですが、これは毛足の中に入り込んだ余分な毛が抜け出ている状態で、品質には問題ありません。

だいたい1~2ヶ月程度で落ち着きますが、個体差がありますので気になる場合にはこまめに掃除機をかけて頂くと早く落ち着きます。

※掃除機のかけ方は下記の日常のお手入れを参照ください。

✴不ぞろいな毛、丸まった固い毛

お使いいただく中でギャッベの表面に長い毛が「ピンッ!」出てくることがありますが、これはウールを手で撚ってつくる糸の特性で、撚りがほぐれた時にまれに表面に出てくるものです。

見つけたら周りの毛の長さに合わせてハサミなどでカットしてください。

また、「くるん!」と強く丸まった固い毛を見つけることがありますが、こちらも手つむぎ糸特有のもので、手でほどいてあげると柔らかくなります。

どちらも遊牧民ならではのおおらかさで、品質には問題ありません。

私たちは「遊牧民のイタズラ」を見つけたようで、なんだか微笑ましい気持ちになります。

*ギャッベのお手入れ方法*


✴日常のお手入れ

お部屋の掃除をする際に、毛足の流れる方向(順目)に合わせて掃除機をかけてホコリを取り除いてください。

順目に掃除機をかけることで毛足が寝て、ラグの奥までゴミなどが入り込むことを防げます。

コロコロをかけると毛先に糊が残ってしまいホコリが取りづらくなってしまったり、無理に毛足を絡めとってしまう恐れがありますので、あまりオススメできません。

✴飲み物などをこぼしてしまった場合

すぐにティッシュや吸水性の高いもので濡れた部分をおさえ水分を吸い取ってください。

その後、よく絞った濡れタオルなどで叩き、汚れを落としてください。

※ウールの特性上、繊維自体には染み込みにくいのですが表面に汚れが残る可能性があるので叩くようにして汚れを拭き取ります。

詳しくはこちらの記事で紹介しています

https://shop.layout.casa/blog/materialmaintenance/13202/

✴汚れやにおいの気になる場合

ご自身でもできるドライクリーニングをおすすめしています。

※ご用意頂くもの、洗髪用のシャンプー・スポンジ・よく絞った濡れタオル

〈ドライクリーニングの方法〉

1.シャンプー少量を水で薄めて(50倍~100倍)スポンジなどでよく泡立てる

2.ギャッベの表面に泡をのせ、毛足の方向にそってタオルで叩く

3.清潔なタオルで、同様にしっかり泡をふき取る 

4.直射日光のあたらない風通しのよい場所で十分に乾かす

*より快適にお使いいただくために*


✴数か月に1度、風通しのよいところで裏にして影干しをするとより快適にお使いいただけます。

大きな絨毯の場合は掃除機をかける際に、床に敷いたまま半分ずつ折りかえし空気を通して湿気を逃がしてあげてください。

✴直射日光のあたる場所でお使いいただいている場合には定期的にギャッベの向きを変えてお使いいただくことで、色あせなどを避けることができます。

✴起毛性が非常に高いので重いモノをのせた場合でも跡が残ることはありませんが、時々動かしてあげることで

ギャッベの負担を減らすことができます。

*保管方法*


長期間使用せずに保管する場合は、以下のことに注意してください。

※湿気のたまらない場所に、必要に応じて防虫剤などを使用して保管する。

※ヒーター近くなど高温になる場所、直射日光のあたる場所は避ける。

※掃除用洗剤などの刺激の強い化学物質をすぐ横に置かない。(素材を痛める恐れがあります。)

※巻いて保管する場合は、表(毛足のある側)を内側にして巻いてください。

*クリーニングとメンテナンス*


✴長くお付き合いいただける絨毯ですので、5年から10年に1度を目安に手織り絨毯専門の業者に依頼し、水洗いなどでリフレッシュさせてあげることをお勧めします。

また、ドライクリーニングで落とすことのできなかった汚れも落とすことができます。

✴フリンジやエッジがほつれたり傷んだりした場合は、修理が可能ですので傷みが広がらないよう早めに絨毯専門の業者にご依頼ください。手織りであるからこそあらゆる修理が可能です。

弊社の方でもメンテナンスやクリーニングの相談を承っております。

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