スタッフY presents 大人だって…ラグの上で一気に観たいおすすめアニメ作品 4選

こんにちは。スタッフYこと吉谷です。

この記事では、私が超主観的に選んだ、ラグの上で一気に観たい大人がのめり込めるおすすめアニメ作品を、4作ご紹介します。


前書き

外出自粛に伴い「おうち時間」がトレンドに上がったり、いかに家で有意義な時間を過ごすかを、皆さんもお考えかと思います。

何かに挑戦したり、スキルや知識を身につけたり、十人十色ですよね。

そんな中私が始めたことが、「アニメ鑑賞」です。

今27歳なんですが、これまでほぼアニメとは無縁の人生を歩んできました。

国民的なジブリ作品ですら、うろ覚えです。

そんな私が、なぜ「アニメを観よう」と思ったのか。

この方の、この動画があまりにも面白かったからです。


‪【外出禁止】社長が金を払ってでも見てほしい厨ニ病アニメ TOP10‬

通勤時によく視聴していた、ビジネス系YouTuber「マコなり社長」。

普段は、とても分かりやすくビジネスに関するお話をされている方なんですが、そんな方が突如この動画を投稿されました。

話題がガラリと変わっても、

プレゼンが上手すぎます。笑

「そんな見方があるのか…」と、度肝を抜かれました。


そこで、自分なりに興味のあるジャンルの作品を調べながら、何作か観てみたんですが、

…面白い。

そんなこんなで、この記事を書くに至りました。

ご紹介するのは、「家族で楽しむ」感じではなく、「大人が1人でのめり込む」感じの作品ばかりです。

一人暮らしで、なかなか人と会う機会もなく、何をしようか迷っていらっしゃる方の参考になればと思います。

視聴するなら、もちろんラグの上で。(重要)

毛足の長いギャッベなら長時間の視聴も疲れにくいですよ。(重要)

それでは参りましょう!


甲鉄城のカバネリ

「絶対的な恐怖の中で、人はどう共存していくか?立ち向かっていくか?」というのがストーリーの大筋です。

明治〜大正あたりの日本?を、カバネというゾンビが襲っており、このカバネに噛まれると、人間もカバネになってしまいます。

得体の知れない恐怖に晒され、間違った方向に敵意を向けてしまう市民たち。

疑心暗鬼になり、人間同士の争いが生まれてしまうシーンが多々あります。

「怖がって人を切り捨てるのが仕方ないなんて、俺には到底思えないよ。恐怖で、人としての品性まで失っちゃいけない。」

主人公、生駒が発した台詞。

物事の本質を正しく理解することの大切さを教えてくれる名言です。

昨今のコロナ騒動に通ずる部分があるなと、個人的にかなり印象に残りました。

前半は上記のような「恐怖に翻弄される人の心理」、後半は「強さとは何か」といった感じで、大きなテーマが変化しながら、ストーリー展開していきます。

アニメーションも滑らかで迫力満点なので、それだけでも観る価値ありです。


バビロン

「たったひとつの事件が、世界を揺るがす大事件に発展していく」というのがストーリーの大筋です。

その世界を揺るがす事件というのがかなり重いテーマで、「善とはなにか?悪とはなにか?」を、検事である主人公(正崎)は自分に問い続けます。

正崎は、この作品は、一体どんな答えを出すのだろう?と、どんどん引き込まれてしまいました。

ストーリー前半で、正崎が部下に「正義」とは何か聞かれるシーン。

「正しいとは何かを考え続けることだ。例えいつか答えにたどり着いたとしても、そこで考えるのを止めないことだ。」

この台詞に出会ってから、私の人生は少なからず好転したように思います。

後半にアメリカ大統領が登場するんですが、彼もまたとても魅力的です。

自分自身の価値観と、深く向き合える作品です。


ギルティクラウン

「人の心を武器にできる能力を手にした、主人公の葛藤と成長」というのがストーリーの大筋です。

先にご紹介した2作より、かなりファンタジー要素は強め。

アニメにほぼ無関心だった少し前までの私なら、ピンクの髪の美少女ヒロインの存在だけで間違いなく冷めていました。

俗に言う「厨二病」的な演出も多く、大人向け?と疑問に思われる方も中にはいらっしゃるかもしれません。(以前の私なら絶対鼻で笑ってます。)

ですが、「組織」や「個性」について、現代社会で役立つ考え方が満載だったので、選ばせていただきました。

特に主人公(集)のライバル的存在である、涯というキャラクターの組織統率力は見事です。

「黙って世界に淘汰されるか、適応して自分が変わるかだ。」

この台詞もそうですが、立ち振る舞いや言動から、随所に部下の信頼を得ている理由が垣間見えます。

信条が定まらない集と、明確な信条を持つ涯や周囲のキャラクターとの対比、「決断」の重みを知るシーンなど、見どころ過多です。

(ヒロインの歌もめちゃくちゃ良い…やはり過多です。)


PSYCHO-PASS シリーズ

既にシリーズ3作が公開されている作品で、これまでほとんどアニメと縁のなかった私が唯一ずっと見続けている作品です。

「完璧なシステムに管理された社会で、人はどうなってしまうのか」というのがストーリーの大筋。

近未来SFでありながら、熱い刑事ドラマでもあります。

本作品の世界では、犯罪係数という独自の指標が存在し、その数値が善悪の判断基準です。

強い悪意(高い数値)をシステムが検知し、犯罪を未然に防ぐことができますが、その悪意に触れてしまった関係のない人間の数値が上がり、その人の社会的評価が下がるという弊害もあります。

何があっても平常心でいることが正とされる、ある意味機会的で少し悲しい世界です。

「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている。」

脇役のベテラン刑事(征陸)の台詞。ドイツの哲学者ニーチェの言葉の引用だそうです。作品の大きなテーマを表しています。

文学、哲学、人情、アクション、と様々な要素が絶妙なバランスで配合された未完の大作です。


まとめ

いかがだったでしょうか。

読者の方に各作品の熱狂的なファンの方がいらっしゃった場合、「そんなんじゃないよ!」とツッコミが飛んでくるかもしれませんが、どうか多目に見てやってください。

現時点で私が思うアニメ作品の良さは、実写よりも俯瞰的にストーリーやキャラクターの心情を追えるところなのかなと思います。

ここまで、ラグ専門店のスタッフブログとは思えない内容の記事をお読みいただき、本当にありがとうございます。

今まで避けていらっしゃた方も、是非この機会に自分のお気に入り作品を探してみてください。

世界に誇る日本のアニメはきっと、人生を豊かにしてくれますよ。

最後に…観るならラグの上で。(重要)