スタッフSAの食と子育て

こんにちは!

だいぶ春めいてきましたね。
Layout前 目黒川のソメイヨシノも満開を迎え、可愛らしい花びらがひらひらと舞うポカポカ陽気、
 待ってました!春到来!といった心地良く清々しい空気です。 

前回は私の朝のルーティンのお話しをさせて頂きましたがその後スタッフからまさかの〝素晴らしい〟とのお言葉を続々ともらい…戦場の様な朝とは裏腹に写真では優雅さが漂ってしまったようで…大変恐縮しております。。 

その中で少しお話しに出ました 『 発酵食品 』

私はいつからか発酵食品が大好きのようで、特に朝ご飯には絶対に欠かせない存在です 

KOMBUCHA・味噌・糠漬け・キムチ・すっぱい沢庵・納豆・ヨーグルト・甘酒・梅干・麹調味料(玉ねぎ麹、トマト麹、塩麹、レモン麹、醤油麹)、更に麹納豆… などなど 

最近はパラダイス酵母の種をもらい育てて飲んでいたりと 
ざっと数えてもまあまあありますね

そして出来るものはなるべく手作りしたいのです。 

こちらは定番の糠漬け毎日こねこね 可愛がっています
可愛がるとどんどん美味しくなって答えてくれます 

エシャレット・茗荷・キャベツがおきにいり

  ※発酵食品とは 
食材を「菌」などのチカラを用いて、発酵させることで加工したもののうち、菌の活動が私たちにとってプラスに働いた食品のことです。 

  【効能】 食材によって様々ですが 
動脈硬化疾患のリスク低下、糖尿病の改善、抑うつ症状の軽減、乾燥肌の改善、心血管疾患のリスク低下、免疫力向上、ガンのリスク低下、血圧低下作用、アンチエイジング効果、疲労回復効果、代謝改善、血中コレステロール値の適正化作用、アレルギー症状の緩和、下痢改善、免疫力向上、美肌効果、便秘解消、ダイエット効果 などなど
      こんなに盛りだくさんです! 

いろいろと作るところから楽しいので全部をご紹介したいところなのですが、今回は私の料理に不可欠な大好きで止まない『味噌』を、先日実家で仕込んできたのでその時の様子と共にお伝えしたいと思います! 

『 味噌作り 』は毎年2月に一年分の仕込み行います。 

入る物はいたってシンプル 

大豆・米麹・麦麹・塩・大豆の茹で汁(あめ)のみ!! 

なんと!これだけ混ぜて1年待てばこんなにも美味しい物が出来上がるとは!昔の人の知恵には脱帽です… 

作り方だってとても簡単
 (ウチは豆だけで28キロ!と量が多いので大変な作業ですが…) 

まず
 ① 大豆を一晩水につけてふやかします 

ウチで使用する大豆は『曙大豆』というブランド大豆で一粒一粒がとても大きくゴロゴロとしています。 
それをこのように薪をくべながら羽釜で炊いていきますアクを救いながらゆっくりと 

茹で上がりはツヤっツヤのほっくほくで甘〜い♪そしてなんとも味が濃い! 
ん〜これに塩をかけただけでもいいつまみになりそうです  

そして 
② 炊き上がった大豆を年期の入った業務用ミンチ機?(お肉を挽肉にするやつ)のような機械に投入し、にゅるにゅると出てきては平らに広げ冷ましていきます 

③ 冷ましてる間に米麹・麦麹・塩を配合したものを一回の豆に混ぜれる分量づつ均等に分配しておき 

④ ②の冷めたミンチ大豆と③の麹たちを大きなボールで混ぜ合わせ、そこへアメと呼ぶ大豆の煮汁を硬さを見ながら加えていきよーくこねこね 

⑤ 耳たぶ位?のいい感じの硬さになった所で丸めてハンバーグの要領でペタペタと空気を抜き丸めて、その味噌玉を思いっきり味噌樽の中へ「えいっっ!」 

こどもは「つめたくてきもちい〜♪」と完全に粘土状態に 想定内
 が、「このねんどくさいからもうおしまいにしたい〜」となる 想定外 

チーン 終〜了〜 

んで、こたつにもぐっておさるのジョージをみる。と。。 

      この嬉しそうな口♡

    このイヤそうな顔 -_-

それを繰り返して空気を抜きながら入らないようにぴっちりとラップをかけ軽く重石をのせて北側の陽の当たらない涼しい所に置き、 

そしてお味噌はゆっくりと熟成し発酵しながら一年を過ごすという流れです。 

そこで私は気づきました! 

ピカン 

味噌の美味しさの鍵は 

『素材の美味しさと手間暇』だと  

それ以外の何があるのか 

江戸時代のことわざに「医者に金を払うよりも、味噌屋に払え」というのがあります。
また、「味噌は医者いらず」ということばもありますよね、 

高血圧や脳卒中、がんなどから体を守ってくれたり、腸内環境を整え、美肌・アンチエイジングにも⁉︎有効ななんとも最強な調味料なのです! 

今回は私の愛して止まない田舎の自家製味噌のお話し
ん?作り方のお話しになってしまいました(笑) 

が、あしからず 

実家の伝統的な味や作り方を教わりながら覚え、そして子供に伝えていく事は、今とても大事な作業に思えます 

この『味』を紡いでいきたいなと思う今日この頃なのでした。 

それではまた! 

/text Akiyama