トライバルラグ

遊牧民たちの生活の道具
トライバルラグは、羊や山羊たちと暮らす遊牧民たちの生活の道具として長い間受け継がれてきた文化であり、その用途は敷物としてはもちろん、食料や生活道具を入れる袋、テント内の間仕切りや入口にかける暖簾のようなものなど多岐にわたっていて、使い続けることを前提としているため機能性と耐久性に優れています。
バリエーションに富んだ部族ごとのデザイン
本来トライバルラグは部族ごとに分けられるのですが、Layoutではシティラグやビレッジラグなどその土地に根付くラグもトライバルラグとしていています。
トライバルラグには部族や地域ごとに異なる文化、気候、ともに暮らす動物や身近な草花など生活に関わるものすべてがデザインに影響していると言われ、生活の中に彩を求める遊牧民たちのこだわりから多くのバリエーションがあるのも魅力のひとつです。
個性が際立つハンドメイドラグ
数あるハンドメイドラグの中でも織手の個性がひときわ際立つのがトライバルラグで、例え同じ部族の同じデザインであったとしても織りあがったラグには織手の意思がしっかりと反映されています。
また、時には糸がなくなったのか、途中から似たようで明らかに違う色の糸で織りあげられたり、途中で織ること自体をやめてしまっているものもあったりと、私たちにとっての「間違い」や「不完全さ」というものは彼らにとっては大きな問題ではなく、むしろその自由奔放なスタイルこそがトライバルラグの魅力なのだと気づかせてくれます。
小技を効かせたインテリアの演出に!
トライバルラグは、リビングやダイニングの他にもチェストやイスなどの小さな家具の脚元の演出や、ちょっとしたスペースにポンと置いても絵になるので、自由にお部屋をスタイリングしたい方におススメです。