こんにちは、Layoutの熊井です。
あっという間に9月ですねぇ。
熊井の大好きな夏が終わりを迎えようとしています…。
この時期が1年で1番寂しいのです。涙
今年はおこもりの夏ということで外にはあまり出ず、例年の夏の5倍くらいお家でゆっくり過ごしました。
2021年も残すところあと3ヶ月。
早すぎてちょっと恐怖を感じてますが、秋も冬も自分なりに楽しみたいと思います。(主に食)
脳内タイムトリップ
この夏はたくさん本を読みましたが、ある本の中で
「私たちは未来のことを想像するのと過去のことを回想するのに忙殺されている」
と書かれていました。
同意です。
私も脳内タイムトリップ大好きです。
その本の中では否定的に書かれていましたが、私はあんまりネガティブに考えていません。
たしかにコロナになる前は、、とかコロナがおわったら、、と考えがちで今をできる範囲で全力で楽しまないのは良くないです。
でもそうじゃなくて、昔の思い出を懐かしんだり、昔の景色を思い出してちょっとエモい気持ちになったりするのは楽しくないですか?
最近引き出しの整理をしていたら中学、高校時代に撮った大量のプリクラや写真が出てきて、もう楽しくてしょうがなかったです(笑)
その時の風景を思い出して小一時間脳内でタイムトリップしてました。
ちなみに余談ですが時間移動には色んな言い方があります。
タイムトラベル
タイムトリップ
タイムリープ
タイムスリップ
タイムワープ
など耳にしたことありますよね。
調べてみた限り特に定義はなく、言い回しの違いだけみたいですね。
タイムトラベルと聞くとドラえもん、タイムリープと聞くと時をかける少女、みたいに作品によって使ってる言葉が違うみたいです。
私的にはタイムトリップという響きがなんとなく好きなので、トリップでいかせていただきます。
それにしてもBack to the Futureやアバウトタイム、今大人気の東京リベンジャーズなどなど、時間移動の作品って沢山ありますよね。
それにどれも面白い作品ばかり…。
タイムトリップは人間の憧れや希望なんでしょうね。
もう1つ、私が一気にタイムトリップをし、とても心を動かされた本がございます。
「モモ」というミヒャエル・エンデ著のファンタジー児童文学です。
物心ついた時から実家にあって、まだ小学生に上がる前に読んだ記憶があります。
つい最近たまたまネットで見かけて凄く懐かしくて、すぐ読みたくて電子書籍で購入しました。
時間どろぼうとそれを取り返す女の子のお話なのですが、これが中々深い内容なんです。
あんまり書くとネタバレなので、ほどほどに触れますが、こちらの最後の4行に注目です。
大人たちが時間を盗まれてどんどん心に余裕が無くなって人間らしい感情を無くしてしまうんです。
小さい頃はあんまり理解出来なくて、それよりも途中に出てくる食事シーンがとっても魅力的で羨ましかったのをおぼえています(笑)
こちらも最後の5行に注目です。
その時の心情もそうですけど、この本が置いてあった実家の箪笥とか寝室の風景とかが一気に蘇ってきて、心も頭もタイムトリップしちゃいました。
読みおわった後、子供の頃に読んだあの本のまま手元に残しておきたいなと思って文庫本も購入しました。
忙しいって良さも悪さもあると思うんですけどね、
でもね、
心が亡くなると書いて忙しいと読みますからね…。
そういえば熊井の大学生の頃の座右の銘は「今を生きる」だったんですよ。
とにかくその時を全力で生きてたのに、最近口にしてなかったな…。
大人になってから生き急いでばかりいる私にとって、まさに今読みたい本でした。
なんかただのオススメ本を紹介するブログになってしまいました。(笑)
でもほんとオススメなので良かったら読んでみてください〜!
それではまた★