今月のおすすめ【2019年9月】

Journey Rug In Iran

みなさん、はじめまして。

今月のコラムは、新入社員スタッフTのおすすめラグ話でゆるっとお送りさせていただきたいと思います。

今回、私がご紹介するのはこちらのラグです。

ときめきが止まらない

私がこちらのトライバルラグを見たときの衝撃と言ったら… 。

あまりの可愛さに雷が落ちました!

とっても珍しいデザインで、イランの地図を表しているものです。

Layoutにはライオンラグや詩のワンシーンを描いたラグなど珍しいラグはたくさんありますが、そのなかでもひと際異色を放つこちらのラグに胸を打たれてしまいました。

今回はまるでイランを旅したような気分になれる、Journey Rug In Iran(命名スタッフT)を隅々までご紹介します。

宝の地図

イランは州で分かれているそうで、こちらも州別に色分けがされています。優しいレッドやブルー・イエローと、ちょっとケミカルなピンクにどきっとしますね。

いったいピンクの州には何があるのでしょうか…?

私はペルシャ語は読めませんが、なんだかこの地図を見ていると大航海時代の宝の地図を見ているマゼランやマルコ・ポーロになった気分になりワクワクしてきます。

海といえば、イランは北側カスピ海、南側はペルシャ湾とオマーン湾に面していますが、

こちらの地図もよく見ると…

海が描かれています…!

これはペルシャ湾と書かれているようですが、よく見ると波を表現した模様が入っていますね…。

作り手の細かい工夫が見える、ラグの愛しいポイントです。

ラグの模様や線の歪み、それぞれの表現は手織りのラグだからこその魅力で、

私はラグとその向こう側の織り手を想像するとき、とても愛しい気持ちになります。

イランの伊能忠敬?

珍しいと言ったはものの、ちょこちょこ出現する地図のラグ。

どうしてこんなラグがあるのかLayoutのバイヤーHさんに聞いたところ、Hさんにもわからないとのこと。

私の主観的推測としては、きっとイランにも伊能忠敬のようなスーパー偉大な人物がいらっしゃって、その方の功績を讃えて織られるようになったのでは…?と勝手に妄想を膨らませております。

遠いイランの地に思いを馳せる

サイズが56cm×60cmのこちらのラグ。玄関やソファの足元にポイントで敷いたり、壁に飾ったり、その時々の気分に合わせてフレキシブルに使えちゃいます。

私のおすすめは壁にアートとして飾ることです。

グラフィカルなこちらのラグで、お部屋がちょっと楽しくなりそうですね。

Layoutでは、9/21(土)-10/7(月)にAutumn Saleを開催します!

新しくイランからやってきたラグ達に、ぜひ会いにいらしてくださいね!!