『絵巻ラグの世界』

こんにちは!
急に肌寒くなって、秋が来たんじゃないかとそわそわしだしている平井です。
最近の気温の高さが体にこたえるので、秋が待ち遠しくてなりません。。

秋は毎年恒例、「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」など楽しみがたくさんありますね!

今日ご紹介したいのは食欲とスポーツではなく「読書の秋」を意識せずにはいられない、秋の夜長にじっくりと物語をたどりたくなるラグです。

『ながーーい!』

とにかく奥まで写真におさまりきらないほど、とっても長いこの子は全長281cm!

普段はくるくると巻かれに巻かれているこの子はまるで絵巻のようです。

絵巻ってなかなか身近なものではないですが、なぜか小学校くらいの時に図工の時間で1度は作ることになる。私にとってそんな存在です。
元々は中国から伝わってきたもので、日本で独自の発展を遂げて「言葉・絵・言葉・絵」と絵日記のような構成になったそうですよ。

ぱっと見た印象は規則的なモチーフがきれいに並んでいるのね。という感じに見えますが、この281㎝の中にはあるストーリーが織り込まれているのではないかとじっくり観察してみました。

絵巻は言葉を入れる人と絵を描く人は分業らしいので、絵担当の”あるバルーチ族さん”の絵にオリジナルストーリーを添えて絵巻ラグを楽しんでみようと思います。

『出会い』

ラグの織りはじめから順に辿っていきたいので、下から上へと見ていきましょう。

ある町で2頭の鹿が出会います。

両サイドのお店のような建物からそれぞれ鹿が出てきました。
左は角マークの看板が出ているので、人間でいう美容院のような角を素敵に整えてくれるバーバーかもしれません。

「あの、何か落としましたよ」というように2頭の間にはひし形が落ちています。
「ありがとうございます!」とお礼を言ってその場を後にします。

『気になる、、?』

次のシーンに進みましょう。

別の日、休みに公園へ散歩に行くと噴水越し(ギザギザのギュルのことを噴水と言っています)に見覚えのある鹿が。
「あ!あの時の!」
ばっちり目が合っています。
「その節はどうも」という感じで噴水越しに会釈をかわします。
2度目の偶然に少しときめいているのか、オレンジ色のあたたかい色になっています!

『3度目はきっと運命』

また別の日、あの公園でまた出会ってしまった鹿たち。

「また会いましたね!」
3度目は運命を感じたのでしょう。2頭の間には真っ赤なハートマークが2つ!
あんなにあからさまなハートマークですから、何も言わずとも見ていればわかります。

どうやら2頭は恋に落ちたようです。

『ハッピーエンド』

ラストシーンで2頭の鹿は、はじめて出会ったあの町で仲良くお話をしているところでこのラブストーリーは終わります。
ハッピーエンドのようで安心しました!

281cmもあるので間にもう何シーンかあるのですが、、、
あまりにも長くなりそうなのでこのラブストーリーの全貌が気になる方は、ぜひラグを見て確かめてみてくださいね!

絵巻ラグに描かれるラブストーリーはいかがでしたか?

丸めるととってもコンパクトで移動もしやすいランナーサイズ。

長いけど意外とお部屋の中で敷けるサイズなので、ラグの上を歩きながら鹿たちの物語を楽しんでもらえたら嬉しいです!

text/hirai

No.77675

トライバルラグ バルーチ

SIZE : 281×55cm

Price : 115,500