『お稲荷さん』

今回私が選んだラグはいつも気になる存在のこの子です。 

柄は細かくよく見ると沢山の動物達が描かれているのに、落ち着いたアースカラーがとても魅力的なのです。 

それではよく見ていってみましょう! 

よく見れば見るほど『和』の雰囲気を感じませんか? 

神社で行われるお祭りのように 

耳をすませばほら、お囃子の音が聞こえて来そうです 

両端にシャンっと座っている2匹のキツネさん、ここは稲荷神社のようです。 

稲荷神社というと真っ先に浮かぶ出来事、といいますか思い出、いや私自身は覚えてすらないのですが… 

すみませんここからはちょっと個人的な思い出を失礼します。 

私が赤ちゃんの頃の話しになります、 

私は産まれた頃から本当に、本っ当に、本っっっっっっ当に手の付けようのない程の泣き虫でした、 いや、だったそうです。 

赤ちゃんの頃も一日中暇さえ有れば泣いていたそうなのですが… 

そんな私、更に 

夕方の17時になるとピタリ、 

「んぎゃぁ〜〜〜っっっ」 

これでもか!!との大泣きが始まり止まらなかったそうで…  

それも毎日…毎日… 

魔の『17時!』と家族間では恐れられ、母はノイローゼになりそうだったと。 

心底心配した母は、どんな言い伝えがあってか、祖母と共に近所の小さくなんてことない(いやそんな事言ってはいけない!)お稲荷さんへ『油揚げ』をお供えしに行ったそうです、 

効果は知れず、、 

毎日毎日毎日毎日毎日毎日…雨の日も風の日も欠かさずに『油揚げ』をお供えに行きお祈りしたそうなんです。 

それでも泣き止まない日々、祖母は母に「一枚では足りないんじゃないかい?」と、その次の日からお揚げを2枚に増やしお供えしに行ったそう 

ですが、、 

それでもそれでも泣き止まない日々、祖母は母に「二枚では足りないんじゃないかい??」と、その次の日からお揚げを3枚に増やしてお供えしに行ったそうです。 

その話しを物心ついて聞いた私は、へ〜〜っと人ごとの様ではありましたが 

ただただ感じたのは2人の愛でした 

この話には一っつも落ちはないのですが、そんな大変だった私を根気強く育ててくれて本当にありがとうという気持ちです。 

それをこのラグの2匹のキツネさんが思い起こしてくれたという訳なのです! 


すみません、雑談がすぎましたね。。 

 

どうしました〜!? 

ムック! 

いや ムンク??  ロボット??

大きなお口を開けてますが 

このお地蔵さんの口の中にお金を投げ入れて願い事を唱えると叶うと言う噂ですよ! 

私の実家の氏神様には自分が良くなりたい所、病気や怪我などで弱っている所、今より更に良くなりたい所を叶えてくれるお地蔵さまがいて、自分が叶えて欲しい身体の部位を触って、そのお地蔵さまの同じ場所を撫でる✖️3 

をするのですが 

このムックさんちょっとそのお地蔵さんに身体つきが似てるなぁー(どうでもよいお話しですみません) 


その他にも神々しい生き物が沢山いるので見ていきましょう! 

 

● 枝垂れた藤の花の上り大きな木のフルーツを食べる乗る恐竜 

● トゲトゲ背中に足の数が謎の恐竜をよそに、追いかけっこをしてはしゃぐ犬(又はオオカミ) 

● 周りの事など知った事じゃないわ! とラブラブでハート♡を奏でる鳥さんたち 

● 『小』と描かれた花瓶に生けられたぺんぺん草 

● カラフルなちょうちんの電飾がほんわりと輝くピラミッドの様な山の様なものはメインのお神輿です!  

● モサモサのこびとたちはやぐらの上で盆踊り 

● あら!鳥さん、豪華なお花のお供えですね (サンバ!)

● 両サイドに大鷲を飼い慣らす山の主 

お祭りに関係ない子たちも居たりいなかったりと、盛りだくさんのユニークな動物たちの集まる森の中で開催された稲荷神社のお祭り、の様なラグのお話しでした!

そして、なぜ私がこのラグが気になっていたかが、、わかった気がします。 

サイズ感も程よく奥行きもあるシャハルバーバクのラグ、リビング、ダイニング、ベッドルームに子供部屋どこに敷いても毎日が楽しく過ごせそうです! 

(Text :Akiyama)

No.79502

トライバルラグ

SIZE : 170×129cm

Price : 193,600 /税込