「美」にこだわりを持つ「Mikity」がお部屋の色気についてお伝えします


色の配分

お部屋づくりをする時に、最初から「どの色をメインにしよう」などお部屋の色配分を考えながらインテリアを揃えていく方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。 

まだインテリアの色に対する知識が一切なかった私が6年前に引っ越しをしたときは、「とりあえず家具の色を全てブラウンで統一しておこう、そうすれば自然とまとまるだろう」なんて考えていました。
実際に家具の色とカーテン、ベッドカバーの色などをブラウンで統一したところ、失敗はせず無難なお部屋が完成しました。 

ですがお部屋づくりって引っ越しをしたときに家具を買いそろえたら完了ではなく、暮らしていくうえで少しずつ雑貨を買い集めたり、クッションカバーを買い替えたり、ちょっと良い椅子を買ってみたりして、少しずつ変化していくものですよね。
その時にお部屋の色配分の法則を知っていたら、お部屋が作られていく過程がもっと楽しくなるかもしれません。 

色配分の黄金比

お部屋の色の黄金比は、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%と言われています。 

ベースカラーは、壁や床、天井などお部屋の大部分を占める色です。簡単に変えられるものではないので、白やベージュなどナチュラルなカラーが一般的です。

メインカラーは、名の通りお部屋の主役となる色。ファブリックや家具などベースカラーの次に面積のあるものに使用する色です。 

アクセントカラーは、小物や雑貨など小さなもので取り入れると、インテリアにメリハリがつきます。ベースカラーやメインカラーと同化しないように注意です。 

ラグの取り入れ方

ギャッベ、カーテン、椅子の張地に使用しているブルーとグリーンがメインカラーのお部屋。植物やドライフラワーが飾ってあるところからも、自然のお色がお好きなのかなと、その方の雰囲気がイメージできます。 

黄色のギャッベと椅子がメインカラーのお部屋。濃いブラウンの木製家具と合わせて、まるでひまわり畑にいるような明るい気持ちにさせてくれます。 

小さいサイズのラグはアクセントカラーとしても活躍してくれます。 

ベースカラーは白に近い明るいベージュ、メインカラーはネイビー、そしてアクセントカラーに赤いトライバルラグを。トライバルラグの中にもブルーが使用されているのでメリハリをつけつつお部屋にもよくなじんでいます。 

ベースカラーはベージュがかった白の壁とグレイッシュな床の色、統一した色の家具をメインカラーにもってくることで全体的にナチュラルな色使いに仕上げ、そこに赤いトライバルラグやブルーのクッションカバーがアクセントカラーとして使われています。小さいラグを効果的につかうと全く違う印象になりますよね。 

カラースタイリング

ラグを選ぶときになるべくシンプルで主張の強くない色を選ぶ方もいらっしゃいます。もちろんシンプルで統一感のあるお部屋も素敵だと思いますが、お部屋のメインカラーやアクセントカラーは思い切って個性の出るものを選んでみてはいかがでしょうか。最初は勇気が必要だったとしても、使っていくうちにどんどんお部屋になじんで愛着もわいてきますし、お部屋の色配分の黄金比を覚えておけば安心です。あなたらしい色を添えて、暮らしをもっと好きになりませんか。 


Mikityのカラーテクニック


新入りのラグたち