Tribal Rug 38848
Tribal Rug 38848
カテゴリー: トライバルラグ
バルーチ族の中でもヤーグーブハーニー(Yaqub Khani)と呼ばれるグループの名前で呼ばれる幾何学的なデザインのヴィンテージラグ。
このラグを買い付けた1番の決め手はこの赤の色。
1枚の中に何色もの"赤"が使われていて織り手さんの色彩感覚と、期せずして表れるアブラッシュ(糸の染めむらによってできるグラデーション)が重なって赤いラグってやっぱりいいなと思わせてくれます。
推定4~50年ほどは経つヴィンテージのため、おそらく現地で手を入れて時にはお直しをしながら大切に使われてきたのではないかと思います。
両サイドのエッジは濃紺のウールで4重になっていて、ところどころ色糸が切り替わっています。
ウールの経糸とタフトバフトの緯糸の通し方のため、ラグはしなやかでヴィンテージならではのつや感と毛足のパイルも柔らかく肌触りも抜群です。
モルタルやグレータイルの床に合わせてスタイリッシュに、ウォールナットのダークブラウンの床材に合わせてシックにスタイリングしても素敵です。
Layoutのヴィンテージラグは現地で3~4回しっかりとクリーニングをした後、お客さまがラグを手にする前の安心をサポートするために現地の自社工房で修理や仕上げのメンテナンスをおこなっています。
また、日本へ届いてからはLayoutスタッフによるラグの最終チェックを経て、長く愛していただける準備ができたラグたちを「Layoutクオリティ」のラグとしてご紹介しています。
ギフトラッピング、日時指定やご要望がございましたら、カート画面からご入力いただけます。
SPEC
- サイズ
- 182 cm × 113 cm
- 在庫店舗
- 東京店※
- スタイル
- リビング・ダイニング
- 産地・部族
- バルーチ
- 素材
- ウール
- カラー
- レッド
- コンディション
- ヴィンテージ
※在庫店舗は反映に時間がかかる場合がございます。
スタッフコメント
▽模様は語る▽赤土に沈んだ都市の断片。
風にさらわれ砂に埋もれ、それでもなお、呼びかけるような模様が残る。
規則とゆらぎが同居するそのかたちは、言葉を持たない時代の無言の手紙のよう。
かつてここに暮らしていた人々はもう語らない。けれど、模様は語る。
沈黙の中の確かな意思を。時間の重みと遠い願いが、今ここに届く。
深紅と黒の重厚なコントラストが美しいバルーチ族のラグです。模様はどこか神殿の石碑や古代の都市の壁画を思わせ、まるで遺跡から浮かび上がった記号のような趣があります。インテリアに取り入れるならヴィンテージの木製家具やレザーソファとの相性が良さそうですね。空間に落ち着いた重厚感をもたらしつつ、視線を引き寄せる中心的な役割を担います。
まるで「遺されたメッセージ」のようなラグ。見つめるたびに、新しい謎が現れては消えていく…ビビッと来た方は、ぜひお家へお迎えしてラグからのメッセージを解読してみてくださいね! Lead more [close]
説明
Tribal Rugトライバルラグは、羊や山羊たちと暮らす遊牧民たちの生活の道具として長い間受け継がれてきた文化であり、その用途は敷物としてはもちろん、食料や生活道具を入れる袋、テント内の間仕切りや入口にかける暖簾のようなものなど多岐にわたっていて、使い続けることを前提としているため機能性と耐久性に優れています。
トライバルラグには部族や地域ごとに異なる文化、気候、ともに暮らす動物や身近な草花など生活に関わるものすべてがデザインに影響していると言われ、生活の中に彩を求める遊牧民たちのこだわりが感じられます。
また、数あるハンドメイドラグの中でも織り手の個性がひときわ際立つのがトライバルラグで、その自由奔放なスタイルから生まれるデザインも大きな魅力です。
バルーチ族
イラン東部、アフガニスタン、パキスタンに暮らす部族。
直線的な幾何学紋様や深い落ち着いた色あいは、日差しが強く特に乾燥の厳しい環境で暮らす彼らの力強さを表しているように感じます。
イラン東部の町や村には定住したバルーチの人たちが多く暮らし、家の中に織機をしつらえお母さんたちが家事や仕事の合間にラグを織ります。 Lead more [close]







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