Layoutでもっともインテリア業界にお世話になっている「Tommy」が恩返しの気持ちを込めてお伝えする、超主観的スタイリング論です。
エントランス
玄関は、家の顔と言われるほど重要な場所。
「外の顔」から「家の顔」に切り替えられる大事なスイッチの場所でもあります。
「いってきます」
朝、玄関から靴を履いて外に出る。
すぐにでも駆け出して目的地まで行きたい気分の日。
「よし!」と、ちょっとした気合いのようなものも必要だったりする日。
「ただいま」
夜、靴を脱いで家にあがる。
早く、今日のあった嬉しい出来事を話したくて靴を脱ぐ数秒もまどろっこしい日。
玄関についた瞬間にほっとしてすぐにでもソファになだれ込みたい日。
「おかえりなさい」
一人暮らしの家に帰るとき。
家に入ると見慣れたラグや玄関に飾った花が見えて思わず心の結び目がほころんで 自分自身に「おかえりさない」と声をかけてあげた日。
大切な場所
「いってきます」「ただいま」「おかえりなさい」
そのどれもが似合う場所であり、そっと背中を押してくれる場所。包み込んでくれるような安心感を与えてもらえる場所。大切な人を元気よく見送る場所。
理想のエントランス
リビングやダイニングより狭いスペースだけれども玄関はとても大切にしたい
実は一番個性がでる場所なのではないかと思います。
その場所に玄関マットとしてラグを敷くことは、室外からのホコリやゴミを室内に入れるのを 防ぐことはもちろん、こだわりのラグを敷くことで自分たちだけの大切なスペースが作れます
それだけではなく、お家の第一印象が始まる大事な空間でもありますね。
お客様のもてなしが始まる最初の場所、友人のお宅にお邪魔して玄関を開けた瞬間にお部屋のイメージが湧いて、ワクワクします。
家にとって大事な場所だからこそ、こだわりの美しい空間が生活にリズムをもたらすような場所にしたいですね。
(Text:Tommy)