Layoutでもっともインテリア業界にお世話になっている「Tommy」が恩返しの気持ちを込めてお伝えする、超主観的スタイリング論です。

ダイニング

食卓を囲むダイニング空間。私は、食卓を囲むという言葉が大好きです。 
大切に思う人と食卓を囲んでいる。それはとても幸せな風景だからなのかも知れません。 

出来立てのご飯の匂い、トントンと野菜を切る音、お味噌汁から出ている湯気の色 。
テーブルの上にある間接照明から出ている温かなオレンジの光。 

足元にあるラグの質感、ご飯の前にまずは乾杯!のビールの味。 

ダイニングは五感を感じる唯一の場所なのではないでしょうか。 

五感で感じる心地よいものが、日常の幸せだと思うのです。 

トライバルとギャッベの組み合わせも素敵
テーブルと似た雰囲気のラグで統一感を

いつもの場所

ダイニングには一人でもくもくと趣味の手芸をする、仕事をする、宿題を片づける。 
隠れてコッソリお菓子を食べる。 

家族で特別な日にケーキを食べる、リクエストした好きなご飯を食べる、家族会議を開く。

友人とお菓子作りを開催する。家族のスタイルによって様々な使い方があります。

最近では共働きも増え、個々の時間を過ごすことが多くなってきても

休日、家族が揃って「ご飯できたよ!」のひと言でみんなが一斉に集まる場所。

何も言わなくても、昔からの決まり事のように決まっている自分の座る位置。

家族の誰かが仕事や塾でいないご飯の時間でも、そこはもう「今留守にしている家族」の場所であり、そこに居なくても無意識に存在を感じる「場所」なのです。 

足元がフカフカで心地よい時間になりそう
明るいテーブルでも落ち着いた配色のラグで大人らしい空間に
柄の細かさが落ち着いた雰囲気に
ハッキリしたデザインだからスッキリ見えます

理想のダイニング

なんだか不思議な家族の決まり事のある場所でいて、リビング同様、落ち着ける大事な場所。 

じぶんの時間も楽しめて、家族で集まっても楽しめる。 
リビングと同じように自由な時間を過ごせる日常の場所だからこそ、 
安らげる空間で楽しいひとときを過ごしたいですね。 

(文:Tommy)

Tommyのおすすめ


Tommyのスタイリング論


新入りのラグたち