おしゃれ番長「Nobby」がインテリアスタイルとラグの役割ついて、あえて評論家チックに語ってみました。


エスニックスタイル

アジア的な素朴さと洗練された上質さをあわせもち、ラタン、チーク、麻、竹などの天然素材を用いた様々な国の個性的な家具や小物と葉の大きな南国風を感じるグリーンをとり入れたスタイルです。

南国の図書館

綺麗に陳列された本、大小たがい違いに並べられているスツールやアートがコンパクトに整えられています。ラタン素材のバスケットにはドライフラワーを入れ、葉の大きいグリーンとスツールの上のグリーンは鏡を挟むように置かれ鏡の前に立つたびにマイナスイオンが感じられそうです。 

濃い目のチークのように見えるミラーのフレームの艶感とすこしくすんだ濃い目の床との色合いが落ち着いた空間を演出しています。 

ラグはオールドのシラーズをチョイス。
こなれた色味のラグが書棚全体を包み込むように配置され、アートなども重なるようにスタイリングされています。
書棚にラグを寄せすぎないことで床がチラッとのぞきスッキリとした感じに見えますね。

渚のリビング

エスニックインテリアの特徴でもある籐のソファにブラウンのファブリックが落ち着いた印象をうけます。
あえて大きな植物を取り入れず、自分のライフスタイルに合った小ぶりな植物をセレクト。昼間は茶色のブラインドから心地よい光が入り、リゾートの窓辺にいるような雰囲気を感じられるかもしれません。 

無地を選びがちなソファの足元にはトライバルラグのヤラメ。ブルーは空や海を表して白は砂浜のようです。アニマルヘッドの花や動物モチーフは自然の豊かさを感じさせてくれるのでお部屋の雰囲気にマッチしますよね。自分がよく座る位置にラグを敷いてサイドテーブルをセットすれば、本やマグカップが手に取りやすくよりリラックスできそうです。 

涼しげリゾート

ほっこりするエスニックスタイル。 
直線的なシュッとしたソファのフレームにベージュのファブリックはナチュラルで優しい印象、ソファの上にあるクッションカバーの鳥のデザインは思わずほっこりしてしまいます。

ダイニングテーブルは4つ脚ではなくT字の脚で重厚感のある無垢材、籐のチャアやクラシックな木のチェアの組み合わせはリゾートのラウンジのようでゆっくり寛げそうです。 

パネルデザインのギャッベは一見派手そうに感じてしまいそうですが、爽やかさがありシックな色合いです。ハイクオリティタイプの目の細かいデザインはモダンで甘くなりすぎず、リビング&ダイニングのカーテンの色、チェアの色、ソファの色などのバランスをとってくれています。 

ソファに座ってギャッベのデザインを眺めたり、ストレッチやゴロゴロして過ごすのにも快適ですよ。
ポップというよりも落ち着いた空間ですよね。 

南国ラウンジ

南国のリゾートのラウンジにいるような気分になってしまいそうです。 

季節によってラウンジチェアとサイドテーブルの配置を変えて楽しむ、 暖炉を背に椅子に座ってリビング&ダイニングを眺める時間が心地よさそうですね。 

素材感のあるチェアにスタイリッシュさを感じるアイアンの脚、重厚感のある切り株のサイドテーブルは天然素材の温もり、いい香りがしてきそうです。 

植物は葉の大きいモノをセレクトすることで、より素敵な雰囲気をつくってくれています。 

赤みがかった床、テラコッタのブロックに囲まれたモダンな暖炉、ここに合わせるトライバルラグは赤と黒の渋い色合い、ほどよく艶のあるバルーチはこの空間になくてはならない存在です。 

ラグの上にチェアとサイドテーブルをスタイリングすることで特別な場所になりますよね。 

Nobby流
エスニックスタイルのポイント

エスニックと聞くと派手な色使い、民族的なモノなどをコーディネートするイメージが強いかもしれませんが、シンプルに素材感のある家具やポップなカラーを使ったテキスタイルをお部屋にアクセントとして取り入れるだけでも雰囲気をだすことができます。シンプルなデザインの家具にはトライバルラグやギャッベを、デコラティブな家具にはギャッベのシンプルなデザインをスタイリングするのがおススメ。
柄×柄で個性をだすのもいいかもしれません。

家具で遊ぶ?ラグで遊ぶ?

(Text : Nobby)


Nobbyのインテリアスタイル


新入りのラグたち