おしゃれ番長「Nobby」がインテリアスタイルとラグの役割ついて、あえて評論家チックに語ってみました。


カフェスタイル

ビンテージ家具やレトロ感のあるペンダントライトに不揃いの椅子。
たくさんのアイテムの中から自分の好きなものを集めてカフェのように居心地が良く寛げるスペースをつくるのがカフェスタイルです。

クールにまとめる

レザーのソファとファブリックのソファの組み合わせ、コーヒーテーブルはカップを取りやすく、本など置くときにも適した高さになっています。 

奥に見えるアートや座卓で過ごす快適そうなスペースはその時の気分に合わせて過ごす場所。
リビングと和室という異なるテイストでつくりあげた独特な雰囲気は、自分らしさを表現するカフェスタイルの重要なポイントかもしれません。 

赤みがかった床と白い爽やかな壁、コーヒーテーブルの足元にラグを合わせることでリビングに統一感が生まれます。
トライバルラグの赤いボーダーに涼しげなブルーはクールでありながらも優しい雰囲気を演出してくれます。

質感を愉しむ

フロアランプに色違いのスツール、グリーンのファブリックのソファには腰の位置を調整してくれるクッションがバランスよく収まっています。チーク材のような赤みのあるTVボードとソファの色のバランスは目にも優しくホッと一息つけそうな空間です。 

ソファの後ろや天井から吊られたエアプランツ、棚の上に置かれたポトスは自然を感じさせてくれ、窓際のブラインドから差す優しい光とともにより居心地の良さを感じさせてくれます。

ラグはレアな茶系のトライバルラグ。
渋い色合いに軽やかさをだしてくれる白、アクセントになっているボルドーは部屋の色を拾ってくれているので前からこの場所にあったかのように馴染んでいます。
おいしいコーヒーを飲みながら本を読む、足を床に下したときに触れるウールの質感、豊かな気持ちになれそうです。 

味わいは足元から

大きなパネルを貼り合わせた床にくすんだ白い壁はレトロな雰囲気があり、 壁には家主の思い出がアートとともに飾られています。
この部屋のダイニングテーブルと椅子、そしてあえてベンチをチョイスしたスタイリング に加え、食事が美味しく見える丁度いい高さにアジャストされてたペンダントライトが、 まるでカフェにいるかのように錯覚させていくれます。

テーブルの足元に敷くことで埃の舞い上がりを抑えてくれるウールラグは食事をする場所に欲しいアイテム。正方形に近いサイズのこのトライバルラグ、フリンジあたりが歪んでいますがそれも味と言えるほどこの空間にはなくてはならない存在感を醸しだしています。
食事もデスクワークもすすみそうな居心地のいいカフェスペースのようです。

Nobby流
カフェスタイルのポイント

好きなモノに囲まれて自分らしい空間をつくるのがカフェスタイルのコツ。
例えば、ダイニングチェアは全て違うデザインにする、リビングのソファは3人掛けを選ばずに2人掛けや1人掛けの異なるデザインを選ぶ。
家具や照明はビンテージ感のある味わい深いモノを選んでみるとよいです。
そしてこのスタイルに欠かせないのがトライバルラグ。
ダイニングテーブルの下やソファの足元に合わせてみるとお部屋の完成度がグッと上がります。

(Text : Nobby)


Nobbyのインテリアスタイル


新入りのラグたち