お気に入りのラグを手に入れたら気になるのはお手入れですよね。
いいモノだから放っておいて大丈夫というわけではなく、長く付き合うためにはちょっとしたお手入れは大切です。
こちらでは毎日の暮らしのなかで出来るラグのお手入れについてご紹介します。

掃除機をかける

順目がポイント

掃除機はラグの毛足の流れる方向(順目)に沿ってかけ、ホコリなどを取り除いてください。
順目に掃除機をかけることで毛足が寝て、その上にゴミなどが乗っているような状態になるので取り除きやすくなります。
時折、どうしても逆目に掃除機をかけたくなる時もありますが、その時は最後に順目に掃除機をかけて毛足を寝かせてあげてください。
逆目にかけたままだと毛足が立った状態のままになることがあるので、ゴミなどが毛足の根元まで入りやすくなります。

高速回転ブラシOFF!

高速回転ブラシなどが装着された掃除機の場合、強制的に毛を巻き上げることがあります。
短期的には大きな影響はありませんが、長いお付き合いをしていくなかでは影響がでてくることもありますので、回転ブラシのスイッチをOFFにしたり、別のアタッチメント(吸い口)をお使いになることをおススメしています。
ただ15年以上の間、某吸引力の変わらない掃除機を使用していても「特に問題ないよ」というスタッフもいます。

ロボット掃除機の憂鬱

あくまでもLayoutスタッフの自宅での検証とお客様からの声によるものですが、ギャッベなど厚みのあるラグの場合、ロボット掃除機によって乗り越える場合と諦める場合があるようで、時には半分だけ乗り上げて力尽きているときもあったとか…。
また、ラグの房を巻き込んで止まることもあるようなのでラグを半分にめくるなどしておくと安心かもしれません。

これはスタッフの家のお掃除ロボくん。
ギャッベはたまに諦めることもあるようですが概ね快調のようです。

飲み物などをこぼして汚してしまったら

ウール製のラグの応急処置

ショックで落ち込む前に、ティッシュなど吸水性の高いもので濡れた部分をおさえ水気を吸い取ってください。
擦ってはいけません、悲しみが広がるだけで良いことはありません。
ある程度水気を取り除いたらよく絞った濡れタオルで叩いて汚れを落としてください。
汚れが残るようならシミ抜きの要領で再度水気を含ませ、同じ作業を繰り返してください。
Layoutのテストでは、コーヒー、コーラ程度なら跡も残らずにキレイに取り除くことが出来ました。

今回はコーヒーをこぼしてみました。
テストなのでこぼしてから浸透するまで30秒ほど放置しましたが、ご家庭では現実逃避することなく、すぐに水気を取ってあげてください。

ドライクリーニング

応急処置で落ちない汚れやにおいが気になる場合には、ご家庭でできるドライクリーニングをおススメしています。

<ご用意いただくもの>
1.シャンプーを100倍くらいに薄めたもの
2.スポンジとよく絞った濡れタオル

<ドライクリーニングの方法>
1.薄めたシャンプーをスポンジに含ませ泡立てる
2.汚れの上に泡を乗せ毛足の方向に沿って濡れタオルで叩く
3.清潔なタオルでしっかり泡を拭き取る
4.直射日光のあたらない風通しのよい場所で十分に乾かす。

シルク製のラグについて

シルクのラグはとても繊細です。
テッシュなどで水気を吸い取って汚れが残るようであればご相談ください。
色抜けや色なきの原因となりますのでご自分での処置はおススメできません。

水洗いクリーニングのススメ

タップリとラグに染み込んでしまった場合、ドライクリーニングではラグの裏側までキレイにすることが出来ず、汚れなどが残る場合があります。
落ちない汚れはカビなど、ラグを傷める原因になることもありますので、水洗いクリーニングをおススメしています。

水洗いクリーニングなどのメンテナンスについてはコチラ!

より快適にお使いいただくために

天気の良い日に風通しのよいところに干してあげると湿気が抜けるのでラグは喜びます。
なるべく陰干しがよいですが、強い直射日光や長時間でなければ特に問題はありませんので、裏にして干してあげるなどしてあげてください。

大きなラグは干すのにはとても大きな力と勇気が必要ですので、あまり無理せず、掃除機をかける時などに床に敷いたまま半分に折るなどして空気を通して湿気を逃がしてあげてください。

ウールは起毛性が高いので上に重いものを置いても跡が残ることはほとんどありませんが、ときどき動かしてあげることでラグの負担を減らすことができます。
シルクのラグは重いものを置くと跡になることが多いので、軽やかに使われることをおススメしています。

ラグのお手入れのことでご質問、ご相談あればコチラまでご連絡ください!

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