『ピーチ姫の心境』

『ピーチ姫の心境』


1枚のアートから色々なことを想像(妄想)するのは個人の自由だ。

有名な作画だったら年代に基づく歴史的背景やそのアーティストが辿ってきたスタイルから、紐づいて作家の意図をイメージすることができるかもしれない、
ただ、ラグは違う。
もちろん、デザイン画もあってデザイナーもいて「計算された」デザインもあるけれど
そこにプラスしてオリジナリティを出してしまうのが彼ら彼女らだ。
そこが抜け感のあるとても愛おしい1枚になるのだと思う。

顕著に表れているのがこの1枚


これはデザインがあったのかモデルとなったポスターか売店の片隅で埃をかぶった色あせた絵ハガキからインスパイアされたのかは不明ではあるが、この「MANARETOF JAAM」「ジャームのミナレット」は実在するアフガニスタン西部にある高さ約65ⅿもある世界遺産です。自然災害、侵食等によって保存状態が悪化し「危機遺産リストにも掲載されているそう。

真面目な視点から見れば、いつか壊れてしまうかもしれない自国の歴史を後世にも残したくラグとして織ったのかもしれないし、ただ純粋に販売するため、に織ったのかもしれない。またはポスターから「あのデザインで1枚織ってみたいわ」なんて単純な理由だっていい。


こんな感じで販売されている絵ハガキをイメージしました。海外のサービスエリアにある一角。つい立ち止まって見てしまします。



とにかくすこーーーんと綺麗なブルーの空の下そびえたつミナレットが平面なのに奥行きも感じられ

まるでポンッ!とワープしたかのようで見た瞬間、とても面白い感覚に陥ります。

いつものように妄想として書きすすめさせていただけるのであれば、この絵のタッチは昔のRPGに思い出さずにはいられない。
そう、最後の最後の大ボスとの闘いの前のスリリングな場面のようです。
ゲームをやったことのある方にはわかってもらえると思いますが
長く続けたゲームがこの最後の戦いで終わる達成感ともう少しで終わってしまうという寂しさ。

ここに来るまでに様々な町民から情報を得て、小さな問題をクリアし
現実世界では絶対にない「GAME OVER]を何度も繰り返し何度もコントローラを投げつけたい衝動をグッとこらえたどり着くこの場面。あともう少ししたらセーブしよう、と言いながら気づくと朝方になっていたあの時間。
今、私のレベルはどのぐらい?戦う準備はちゃんとできている?HPは?武器はちゃんと持った?アイテムは集められた?そしてこの仲間(パーティ)で戦いにいって大丈夫?そもそもこのチームは信頼関係に問題ない?
と、まるで社会生活を凝縮しているかのようなあの場面

ゲームといえば私はマリオブラザース世代で(年齢非公開)最後のクッパ城にたどり着くまでに相当な時間を費やし、あまりの長時間にクッパも待ちぼうけだしピーチ姫も待ってやしないよ!と思った記憶があるのですが(そしてクリアした記憶もない)


思いっきり窓にバツマーク。もうピーチ姫は待ってはいない。


きっとピーチ姫は愛想をつかしてクッパ城で愉しく生活を始めたかもしれません。だってハートが塔から落ちています。魚みたいなのを干して生活感も見えています。最後のダンジョンに行く前にこんなものをみたマリオの心境やいかに。

私だったらそのまま無言で立ち去るでしょう。

ラグとしてのおススメポイントはしなやかなウールで表面はサラッとして織りも柔らかいので、折り畳みしゃすくコンパクトになるので掃除などで移動もしやすいのがこのぐらいのサイズはありがたい。


大きいサイズは敷く場所が決まってくるのでそうそう動かさないですが、このぐらいのサイズは模様替えごとに色々場所で愉しみたいからこれはポイント高いです。

1つ1つのデザインにクローズアップするならば塔の中のデザインだけでも曲線や直線、ひし形、斜めラインなど沢山のモチーフを描き織り手の本気度が見受けられます。繊細でいて構図は大胆。そのバランスと沢山の色を使わずに落ち着いた配色がインテリアにしっくりと馴染みます。



落ち着いた配色なのに暗くならないのは、このサイドの赤のラインや上下のポイントデザインが効いているから。他のラグとの重ね敷きを愉しみやすいのもこの赤が効いているからだと思います。



見れば見るほど色々と見えてきて長くなってしまいましたが最後のこの言葉を

「私たちは真剣にあそんでいるんだ」by安西肇

ラグ選びもインテリア選びも、はたまたこのLayout流「RUG IS GOOG」も真剣に楽しんだもの勝ちです。ぜひ、遊びこころも大切にしてLayoutでラグ選びをしてみてください。



№ 43185
Size :145×87cm
トライバルラグ
バルーチ ヴィンテージ
¥129,800 (tax in)
■在庫店舗:TOKYO店・Layout online


 

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