自由にスタイリングを楽しみたい方におススメしたい、アクセントラグ。個性的でインパクトのあるデザインがポイントです。

【Room Styling】vol.34 和

▽和室にもラグ▽

ラグは洋室に敷くものというイメージがありますが、床の間がある正統派な和室にも、カジュアルな今風の和室にもラグはおすすめのアイテムです。

家具の下に敷いて畳へのダメージを軽減したり、チェアマット～ランナーサイズのギャッベを座布団代わりにしたりとさまざまな使い方ができます。

畳の上にラグを敷くことに対してカビやダニの発生を心配する方は少なくないでしょうが、ウールでできた手織りのラグは吸湿性や通気性にすぐれており、ラグの裏に糊付けがされていないためきちんと呼吸をしてくれます。

だから100％完璧に防げるというわけではありませんが、「敷きっぱなしにしないで適度に動かす」「お出かけ前に少しめくる」「定期的に位置を変える」など工夫することで湿気がこもりにくくなるため、カビやダニの発生を予防することはできます。

写真はフローリングに敷いていますが、和室にもなじむ色合いのものを選びました。

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■和室に合うラグの色
①アースカラー
ベージュ、ブラウン、カーキ、ブルーなど

②日本の伝統色
藍色（青藍・濃藍など）、亜麻色、鶯色
深緑、赤系（茜色・蘇芳など）、黒系（鉄黒・濡羽色・黒檀など）

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ベージュやブラウンなどアースカラーのラグは畳の色になじみやすく、藍色や赤系などのはっきりした色は空間を引き締めるアクセントになります。

大きなラグを選ぶときは控えめでやさしい色を、小ぶりのアクセントラグを選ぶときは明るくてはっきりした色を選ぶと和室との調和がとれたスタイリングになります。

さらに、無地またはシンプルな柄のラグはスタイリッシュかつモダンな印象に、派手な柄や大判の柄はレトロな印象になります。

どんなテイストにしたいのかを考えながら、お部屋にぴったりのラグを選んでみてくださいね。

※スタイリング写真は後半の３枚です。