好きには理由が必ずある
こんにちは。スタッフYです。
2020年、個人的に飛躍の一年にしようと意気込んでおります。
本年もよろしくお願いいたします!
早いもので、私もLayoutに入社して早半年が経過いたしました。
今回は、そんな私一押しのラグをご紹介いたします。
選んだラグはこちら。
なぜ一押しにこちらのラグを選んだのか、3つのポイントをお伝えいたします。
しばしお付き合いください。
懐かしくてミステリアスな色
私が初見のラグに対して「いいな」と思うとき、その要素の大部分を占めているのは色だと最近気づきました。
どんな色かというと、暗度が高く深みのある茶や赤、そして紫です。
こちらのラグは紫の中でも、葡萄色(えびいろ)と呼ばれる、山葡萄の熟した実のような暗い赤紫色かなと思います。
あまり聞きなれない色ですが、平安時代の文学でよく登場する色で、古くから日本で好まれていたそうです。
懐かしさという魅力を感じるのが日本に生まれたからだとすれば、古くから残るこの国の原風景に感謝したくなりました。
また、赤でもない紺でもない違和感がミステリアスで、なかなか似た色のラグがないのもたまらないポイントです。
レトロな柄
色についてでも触れましたが、こちらのラグからほんのり漂う懐かしさ。
全体に散りばめられたカラフルな柄も、私がそう感じる要素の一つです。
芥子色のアクセントカラーや、紙風船を上から見たような可愛らしい柄が60‘s~70’sの昭和レトロな雰囲気を思わせます。
昔ながらの喫茶店や、駄菓子屋の一角に敷いてあっても違和感ありません。年代は違えど、日本を感じるって不思議です。
長辺と短辺のバランス
長辺が100cmを超えないので、一人暮らしの部屋でも収まりがよく、気分によって敷く場所を変えれそうなサイズバランスも魅力です。
実際私は1K一人暮らしなので、敷けるラグの選択肢が狭いです。
そんな中で、玄関、キッチンに対応したサイズ。
※幅120cmの板の上に敷いています。
結局のところ敷けないことには、前述の気持ちの盛り上がりを持ち帰れない。
自分の部屋に「ちょうどいい」ことこそ一番の決め手かもしれません。
ラグ選びに迷ったら
ラグ1枚から感じとる印象は人それぞれ。いいなと思う要素もそれぞれ。
大袈裟かもしれませんが、過去の経験を通して積み上げられた価値観により違いが生まれると私は思っています。
私で例えるなら、自然豊かな田舎で幼少期を過ごしたので四季折々の色彩に敏感で、
ファッションが好きなので年代別に色や柄の流行を調べたことがあって、
一人暮らしが長いのでコンパクトなサイズ感をクリアしないと現実味がなく、 気持ちが入らないといった感じでしょうか。
もしショールームでラグ選びに迷ったら、少し視点を変えてスタッフにご自身の話をしてみてください。
決め手は意外なところに隠れていますよ。