スタッフ熊井のおススメラグ
今月ご紹介するのは、深い色味に沢山の柄が織り込まれたバルーチ族のトライバルラグです。
今回おススメラグをご紹介するのに「どれにしようかな」とラグを眺めていたところ、ビビッときてしまいました。
何がわたしの心に響いたかというと、可愛い柄が沢山織り込まれているところです。
パッと見て「ここに敷こう」などは思い浮かばなくとも、ただひたすらにじ~っと見ているだけで楽しくて、
「敷きたい!」というより「欲しい!」と思いました。
中でもここが一押し!と思ったポイントを3つご紹介します。
1つ目は、八角形の星が円を描くように並んでいるところ。
これはエイトポインテッドスターといって「幸せ」といった意味が込められています。
「幸せ」を意味する星が真ん中に集まっている…それだけで敷いたら何かいいことがありそうです。
★マークとは少し違った形で、見ようによってはお花だったり雪の結晶だったり、手裏剣にも見える!
1個1個大きさや角度が微妙に違うところも可愛いです。
ゆがんだ星も可愛らしいです。
2つ目は、ティーポットのような形をした鳥です。
見えますか?全部で10羽います。
体にもポチポチ模様がついていて可愛いですし、何かのキャラクターで出てきそうです。
首が凄く長いので、実際の鳥に置き換えたら何の鳥なのだろう…と、鳥図鑑を調べてみました。
しかし首の長い鳥は載っていませんでした。
くちばしの長い鳥はいたのですが…もしかしてこれはくちばしなのでしょうか?真相は謎です。
きっと見たことのない鳥を想像の中で織り込んだのでしょう!
想像力豊かな織子さんなのですね。
図鑑には載っていない謎の鳥です。
3つ目は、小さい花火のような柄です。
これは小さい柄なので、よく探さないと分からないかもしれません。
全部で6つの小さい花火があるのですが、その中で1つだけ、他よりも目立つ花火があるのです!
この隠れ花火を見つけた時は「なんでこれだけ違う色の糸を使ったのだろう!」と思いました。
左が通常?の花火で、右が目立つ花火です。右はなんだか光って見えませんか?
もしかしたら夜にこのラグを織っていて、星空の中に一等星を見つけてそれを織り込んだとか…?
気になります!
どこに使おう?
このラグの魅力は柄が可愛いだけではありません。
135×88と汎用性の高いサイズなので、色々なところで使えるラグです。
少し小ぶりに感じるかもしれませんが、ソファ前にアクセントとして敷いたり、ベッドサイドや姿見の前など…。
どこに敷いても目立ってくれる、かといって大きすぎないので柄が多いのが気になる方や、
主張が強いのはちょっと…という方もチャレンジしやすいです。
ちなみに私でしたらソファ前に敷きます。何故なら1番目立つところに敷きたいからです。
お気に入りのラグを敷いたら掃除もがんばれそうです!
2人掛けのソファに合わせても使えるサイズです。
どんなスタイルに合わせよう?
どんなスタイルでもかっこよくハマると思いますが、あえて1つ紹介するならば、
<インダストリアルスタイル>です。
インダストリアルといえば「男前インテリア」。トライバルラグは相性がよく、
リビングシーンをかっこよくしてくれます。
レザーのソファ、アイアンの脚を使ったサイドテーブルに合わせたコーディネートは間違いないです。
この写真のソファのサイズは足の外側から外側⇒180㎝ 内側から内側⇒160㎝ です。
ソファの脚の間にすっぽり収まるサイズ感。
サイズだけ聞くと小ぶりに感じますが、2人掛けソファの前にコンパクトに敷くにはピッタリです。
ソファの色が濃いのもあり、ラグに織り込まれている白い糸の部分がより綺麗に浮かび上がって見えますね。
実はこれ、バルーチ族のラグの特長で、深い地色に、
染めていない羊やラクダの生成りの糸で織り込まれた文様が浮かび上がって見えることから、
愛好家の中では「暗闇に光る宝石」と呼ばれているのです!
なんだかロマンチックですよね。