今回紹介するラグは?
ラグを広げると同時に「え、これヤバくないですか?」と私スタッフKが思わず口走ってしまったシラーズのトライバルラグです。
Layoutには個性的なラグが集まってきますが、このラグを見た瞬間に絶対「じゅうたんの日」に記事を書こう!と決めました。
それではスタッフKの一押しポイントをご紹介いたします。
これはいったい何の動物??
1つ目は、この記事をご覧になっている皆様も感じていると思いますが、
「これはいったい何の動物??」というところです。
スタッフK的には外側の黒と茶色の2匹は豹かチーターのように見えますし、内側の動物はライオンと馬が混ざったような動物に見えます。
鬣(たて髪)の青いライオンっておかしいでしょ!と思いますよね。
そして外側にいる動物たちのキョトン顔!カメラ目線でポカーンとしているところが、見るたびにクスっとしてしまいます!
守ってくれそうな力強さを感じる。
その昔イランのある地域を支配していた帝国の旗にライオンが使われていたことで、イランでは昔からライオンラグが織られています。ライオンには「力強さ、権力」といった意味が込められています。ですが、織子さんは実際にライオンを見る機会はめったにないので、伝え聞いた話や想像で織っているうちに、なんとも独創的なデザインのライオンが織られるようになりました。恐らくこの動物たちも織子さんの想像でデザインした動物なのだと思います。織子さんの独特なセンスが光っていて、愛嬌たっぷりですね。
キョトンとした可愛らしい顔をしている反面、スタッフはこのラグから「強さ」も感じました。それはきっと、ライオンラグに通じるものを感じているからだと思うのですが、外側にいる動物たちのポーズが今にも襲い掛かってきそうにも見えませんか?
外敵が来た時に自分を守ってくれそうな、そんな頼もしさを感じました。
Layoutにあるライオンラグ
何と書いてあるかは読めないけれど。
2つ目のポイントは、じっくり眺めていると2か所に文字が織り込まれていることに気づきます。
残念ながらスタッフはペルシャ語を読めないので、何と書いてあるのか分かりませんが…。もしかしたら織子さんのサインかもしれませんし、織子さんがこのラグに込めた願いかもしれません。スタッフKは、「この動物たちが守ってくれる」といったような意味が書かれているのではないかな?と勝手に想像しています。皆様はどう思われますか?
どこに使おう?
このサイズのラグですと、リビングやダイニングに敷くものと思われる方が多いかもしれません。
もちろんリビングなどの目立つ場所に敷くのも素敵だと思います。
ですが、スタッフKはこのラグに「守ってくれる強さ」を感じているので、もし使うとしたら玄関の壁にタペストリーとして飾りたいなと思いました。
このサイズのラグを玄関に、しかも壁に飾るなんて!と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、サイズにとらわれず好きなところに使っていただくのが1番楽しいですよ♪
玄関は外と繋がる場所ですから、良くないものはこの動物たちに追い払ってもらいます!
どんなスタイルに合わせよう?
スタッフKは玄関で使ってみたいと思ったラグですが、もしも他のお部屋で使うとしたら、白い壁に明るい色の木目家具だけなどを使った
<シンプルなインテリア>
で統一しているお部屋に合わせるのをおススメします。
全体がワントーンになりがちなシンプルなインテリアにインパクトのあるラグを1枚敷いてあげることでメリハリのある空間になります。
色や柄が多いインテリアにチャレンジするのは勇気がいるかもしれませんが、ラグなら移動も簡単で色々なところに敷いてみることができるので、お部屋の質を上げるのにトライしてみてください!
今月は見るからに「変なラグ」をご紹介させていただきました。
見れば見るほど変わっていますが、これも1つのアート。
人の手によって時間をかけて作り上げられた世界に1枚だけの個性的なラグを是非中目黒高架下のショップまで見に来てください!
このラグも含め面白いラグが沢山入荷していますので、12月後半のイベントもチェックしてみてください♪