『シロツメクサの想い出』

こんにちは。
お久しぶりの小松です。
久しぶりではありますが、いつも心の中では1枚のラグを深堀りしております。

先日、大量の入荷ラグの中からも早速1枚を選んでみました。
1枚に絞るのって難しいですよね。(今更)
なので、皆さんがお家にお迎えいただくラグを「難しい~」と選ばれるのすごく分かります。
一緒に悩む、選ぶ時間を皆様と一緒にもっと大切にしなくては!と改めて感じました。
と、いうことで
今回は赤系の多いトライバルの中で異色なオーラを放っていたこちらの1枚を。
多分、、、この感じ、好きな方は多くいらっしゃるはず!


ブルーはやっぱり爽やかでクールな印象もありますが、こちらはよく見ると小花柄や鳥が描かれて
なんだか楽園にお邪魔したみたい。
楽園にお邪魔したことはないですが、小さい頃に見ていたアニメの楽園はこんな感じでした。

小道に咲く野花すきの私にとって一番好きな花はシロツメクサ
シロツメクサの冠を上手につくっている友達が羨ましく、作り方を教えてもらっても
全く覚えられずただ見ているだけの少女の時が私にもございました。
真ん中にシロツメクサが生い茂っているようであの時の記憶がよみがえってなんだか懐かしさがこみ上げるのもヴィンテージラグの良さでもあります。

そして同じく大好きな勿忘草(ワスレナグサ)がサイドに並んで咲いています。
ワスレナグサの花ことばは「私をわすれないで」
シロツメクサの花ことばは「私を思って」「幸運」
なんだか可憐な女性的で、このラグの雰囲気にもあっているように見えますが
私にはどうしても、なかなか帰ってこない猫を探しに行ってシロツメクサが生い茂る広場で見つけた思い出や文鳥を思い出しもうこの世にいない存在だからこそノスタルジーに浸れるのです。
こんな楽園でたのしく走り周り楽しんでいるようでちょっとホッとできるのです。


・・・・・・・・・・いや、いやちょっと待て。

あきらかに小鳥じゃないのがいるじゃ~ん。
これうちのあの可愛い文鳥じゃない~~~~~~
小鳥を描くはずがなんかよく分からない産物ができていますよ!
と、ラグ警察の見かたでパトロールしちゃうんですよね。そして見つけちゃうんですよね。
ノスタルジーもへったくれもありません。


ブルーのシルクの糸がポイントになり
きらっと光る部分は宝石のような輝かしい思い出をイメージさせることも。

足元に自分のお気に入りがあるって実はすごく大事なのでは?と思います。
ふと足元を見るた時に、好きなデザインが広がっている。足の裏から感じるウールの柔らかさなど。
ちょっと贅沢な気がしちゃうけどでもすごく大事なひとときだったりしますよね。

おこがましいけど、少しでもみなさんがほっとできる空間作りのお手伝いができれば嬉しいです。

是非、心に残る1枚を探しに遊びにきてください。



(Text : Komatsu)

Tribal rug

No.97387

Size : 146×107cm

Price : 99,000(税込)