『赤いキツネと緑のニワトリ』

まだまだ寒い日が続いておりますが、立春もすぎましたしそろそろ春?を感じられるようになるのかな。
 目の前にたわわに咲き誇る桜の開花が楽しみで今からワクワクしてしまいます。 

さて今回私がご紹介させて頂くラグはこちらです。 

一目見た瞬間からわ〜〜っかわいい!!と釘付けになってしまいました。 
なんとも注目ポイントが多いので一つ一つじっくりと見ていってみましょう。 

真っ先に目に留まったのはやっぱり『赤いキツネと緑のニワトリ』です !

キツネはちょっと締まりの無いお口と十字の入ったつぶらなお目目が愛嬌あり! 

どぉして赤になったのよ〜 
トマトジュースを飲みすぎた?
唐辛子をたべてすぎた? 
それともあり得ないくらい腹立たしいことがあったとか?! 
その色じゃ雪の中では目立ちすぎてしまうと思うよ? 

キツネさんの前には不思議な苗木
「早く大きくならないかなー
大きくなったらたくさんのリンゴができるかなー?
それとも木の実かなー?」
待ち遠しくてたまらない様子が見ていても伝わってきます
「たくさんなったらニワトリさんにもあげるんだ」

そしてニワトリ、チョコボールのキョロちゃんのようにぼってりとしたくちばしに黄色い長靴、首飾りもチャーミング! 

どぉして緑になったのよ〜 
ブルーベリーを食べ過ぎた?
グリーンスムジーを飲みすぎた? 
それともあり得ないくらい青ざめる出来事があったとか?! 
その色では他の鳥と間違えられてしまいそうだね。 

目の前のにょろにょろはミミズじゃないと思うけど…美味しそう?
「早く大きくならないかなー
大きくなったらムニムニになるかなー?
それとも甘くて美味しくなるかなー?」
こちらも待ち遠しくてたまらない様子です
「大きくなったらキツネさんにもあげるんだ」

2人とも仲良しです、この後沢山待って大きく育った何かを二人でお腹いっぱい食べたことでしょう、これだけ待ったんですものさぞかし美味しかったに違いありませんね。
変な物を食べてまた体の色が変わってないと良いのですが…

それにしてもキツネとニワトリたち、そもそもなぜこの2種のモチーフを一枚におさめようと考えたのか…謎は深まるばかり。 
織子さんにぜひ聞いてみたいリスト入り確定です。 

次は文字に注目してみましょう。 

!!!な、な、なんと 

これは私が選ぶべくして選ばれたラグではないですかー 
見て下さいこんなに大きく私の名前が織り込まれていますよ 笑笑 

私、秋山幸子、Sachiko Akiyama そうですSAです!
どこからどう見てもSAですよね? 
そしてここで織られているイニシャルはSAのみ

運命的出会いを感じてしまいますが 
実はこのAの文字初め見た時は陸上のハードルか、キツネの隣にあるだけに色にも引っ張られ鳥居かと思って見ていたのです 

が、しかしSを見た瞬間紛れもなくAだと確信したという経緯なのですが、大騒ぎしてるのは私だけのようですね 笑 

そして1388と織られたこちらはイラン暦で1999年と書かれています、ミレニアムの前の年です。 

きっと24年前に作られたのでしょう 

24年前ですか、、 

私の24年前って、、何をしてたか若かりし思い出を振り返ってみたのですが、、お恥ずかしながらまぁそれはそれは大天馬な遊びをしておりました、もちろんやりたい事にも夢中で取り組んでいましたよ

皆さんの1999年はどんな事をされていましたか? 

そんな時代を連想させてくれるラグでもあります。 

褪せた色味、落ち着いた色のトーンのバランスも絶妙です 
程よい厚みもあるので、ゆったりと過ごすベッドルームや子供部屋に是非敷きたい一枚です。 

周りのフレームに連なるお花模様、これはお花の楽園で繰り広げられた少し変わった物語りなのかもしれませんね。 

(Text :Akiyama)

No.93507

ギャッベ

SIZE : 174×123cm

Price : 165,000