『星に恋した夜に』

今回私が皆様にご紹介したいのは、目が覚めるような鮮やかさがまぶしいこちらのラグです! 

こちらはガラジェという村のラグでイランの北の町タブリーズから少し離れた場所にあります。 

初めてガラジェのラグとご対面したのは、2020年2月の買い付けの時。特徴的な2種類のメダリオンとカラフルな色使い、オールドになった時のかっこいい雰囲気ですっかりお気に入りになりました。 

現地の話だと、だんだん数が少なくなってきているとのこと、、、 

この子は最近日本へ到着したばかりのラグで、状態を見ても比較的若いラグです。 

ムチムチのパイルもたっぷり残っていてウールも滑らかで気持ちがいい! 

どちらも譲れない!2つのメダリオン 

まず目に飛び込んでくるのは、特徴的な2種類のメダリオン。 

センターに居座るこちらは白い部分の面積が大きいからかとても目を引きます! 

ウォーリーをさんざん探した後なら思わず反応してしまいそうな赤と白のシマシマも個性的でかわいいですね! 

センターを上下から支えて引き立たせる2つのメダリオンはネイビーベースのこちら。 

個人的にはこちらのメダリオンのフォルムが好きです。 
どうしてこっちのフォルムのほうが好きなのかしばらく眺めていたら、理由がわかりました! 

イスラームのタイルの中でも私が特に好きなラスター彩の星形のフォルムに似てる!! 

wikipediaイスラームの陶芸より

特にこの八芒星(はちぼうせい)という8角の頂点を持つ星型とその隙間を埋める十字型の組み合わせが好きなのですが、やっぱり私このカタチが昔から好きなんだな~と再確認しました。 

これって8ポインテッドスターじゃない!とお気づきの方もいるかもしれません。このモチーフはタイルでも登場するんです。 

やっぱりこっちのメダリオンが好きです。センターじゃなくたっていいんです。 

お待ちかねのトリさんたち 

ついついチェックをしたくなるトリちゃんモチーフ。今回も見逃せません! 

あちこちにいるトリちゃんは絵にかいたような鳩胸の持ち主。 
立派すぎて足元にある餌を見つけられないんじゃないかとちょっと心配になります。 

重心がまえに傾きがちで、ラグの上をトコトコと小走りしています。 

そんな中、1番のお気に入りワンシーンを見つけました! 

白と黄色お花を手に取り、嬉しそうにするトリちゃんを後ろからそっと見守るスリムな動物。 

お散歩の途中、「あ!お花だ!」と目をきらきらさせるトリちゃん。 まるで孫を見つめるおじいちゃんのようなやさしく、少し切ないまなざしで見守っています。 

きっと「よかったね。かわいいお花が見つかったね。」と心のなかでそう思っているに違いありません。 

そんなストーリーを思い浮かべて、優しい気持ちになりました。 

おススメのスタイリング

私がこのラグを敷くなら、自分の部屋のクローゼット前あたりに敷きたいです。しっかり厚みがあるので、スリッパを脱いでそのムチムチさを思う存分足の裏で楽しみます。 

華やかなので、気分も上がりそうですね! 

細かいデザインがたくさん詰まっているので、まだまだ新たな発見のありそうな1枚です! 

(Text : Hirai)

No.77314

トライバルラグ

SIZE:151×105cm

Price:88,000+Tax

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