今思ってるインテリアのこと Vol.1

インテリアとの出会い

インテリア=(内部の意)室内装飾 web広辞苑より 

今まであんまりインテリアの意味を考えたことがなかったので、辞書で調べてみました。特に驚く事もなく、そうだよねと納得しただけでした。
自分が考えるインテリア全般(ほぼ家具)と興味を持ったきっかけを書こうと思います。

元々、物が好きだったのもあり、空間や建物というよりデザイナーズ家具からインテリアに興味を持ちました。その中でも椅子が始まりで、僕と同年代(40歳前後)のインテリア好きは、今でもイームズから好きになってると勝手に思っています。
きっかけは、チャールズ&レイ イームズの椅子です。高校生ぐらいに読んでいたファッション雑誌に頻繁に取り上げられ、イケてる人たちは皆なイームズのラウンジチェアやDSR、DCM、LCW、ハングイットオールを使っていたイメージがあり、憧れの対象でした。最近だとピエール・ジャンヌレとかピエール・ガーリッシュの取り上げられ方に似てると思います。

因みに初めて自分で買った椅子は、柳宗理のHabitat製エレファントスツール。20年ぐらい前に購入して、今でも玄関で靴履く用に使っています。最初の1脚は残念ながらイームズではありません。
高校生には、ヴィンテージのイームズは値段が高くて買えませんでした、、、。

そして家に居ることが好きで、何処かに行くよりは家で過ごしたいと昔からインドア派という事もあり、長く過ごす場所や室内で使うものに興味が向いていったのも一因です。家具から興味を持ったインテリアなので、今でもインテリアの中心は家具だと考えています。

昔は、家具の木材は統一してとか、デザイナーズ家具で揃えてとか思っていましたが、今はあんまり制約なくても良いんじゃないか、自分が気に入った物なら合わない筈がないと変な自信を持って選んでいます。
気をつけているのは、流行りよりも自分好みなデザインで素材感の良さ、年代も国もジャンルも関係なく。椅子は座りやすければ良いって物でもない。座りにくいんだけど、それ以上に好きなところが見つかればOK。
そんな感じで緩く選んでいます。

ただ、昔から色々なジャンル、イタリア家具、北欧家具、アメリカ家具、ドイツ家具、日本家具、イギリス家具、新品、アンティーク、ヴィンテージ、など関係なくお店を歩き回って、時には店員さんのプレッシャーを感じながら座って体感してきました。
18、19歳の田舎者には青山のインテリアショップは、夢の国でもあるけど同時に入店するのにドキドキして緊張感が凄かった。敷居高すぎ、決死の覚悟で入店して家具を見たいけど、早く帰りたいと相反する感情を持って店内うろうろしてたのを思い出します。

それが今では、青山の取引先店舗で打ち合わせなんてするようになって成長したな自分って笑。目黒通りも端から端まで、ACME、pour annick、MODERNICA、MEISTERなど歩き回ってました。

インターネットショッピングが一般的になり家に居てもショッピングはできますが、家具は実際に体感して自分の目で見てから決めた方が良いです。
カタログの寸法とか当てにならないので。

僕の場合は、椅子など家具からインテリアを決めていきましたが、それが照明だったり食器だったりカーテンだったり室内の物なら何でも良い。でも気になり始めると全て気に入った物で揃えたくなり、全てが繋がり止まらなくなるのがインテリアの怖いところ。
皿を買ったから、料理したくなって調理器具も揃えたい、食べる時のカトラリーも、レストランみたいな雰囲気出したいから照明が気になり、食事をゆっくりする様になったから椅子も気になってきたと繋がってくる。
インテリアの興味は尽きません。

あと、よく勘違いされますがどんなものでもメンテナンスは必要で、高価だからメンテナンスフリーではなく、木製品には仕上げに沿ったメンテ、レザー、ファブリックにもメンテが必要です。勿論ギャッベやキリムも。

自分で出来るものは自分でやるのも楽しみの一つ、休みの日にレザークリームを塗りながらお酒飲むのも良いもんです。 

いろいろなジャンルのお店を見て回って、体感して気に入った物を1つでも自宅に置いてみる。そこからインテリアはジワジワ攻めてきて離れられなくなり、忘れられなくなります。最初から完成ではなく、好きな物を置いて徐々に揃えていく緩い感じで楽しんでいけば心地よい空間が完成すると思います。 

初めて買った椅子。柳宗理エレファントスツール

anbientec turn   真鍮の素材感とシンプルなデザイン、コードレスにもなる機能性に惹かれて購入 

前田さんとの出会い

今回、このお話をいただいたLayout前田さんとは僕がアクタス富山で働いている時に、定期的に行っていたギャッベ展で出会いました。誰にでも優しく接してくれる前田さんを親しみを込めて当時のスタッフは”ギャッベさん”と呼び、お店に来てくれるのを心待ちにしていました。 

重いギャッベやペルシャ絨毯を畳む共同作業をしたり、毎晩の様に飲みに行ってたのが仲良くなった理由かなと思っています笑。
東京に行った際も、僕のインテリア関係の友人達と一緒に飲みにも行ってくれて、金沢でも遊んでもらっています。仕事より、遊んで貰ってる記憶の方が残っています笑。
今でも、関係が切れる事なくお付き合いしていただいているのは、本当にありがたいと思っています。当時、あまりギャッベの販売に貢献できなかったのが心残りです。 

(text : Doi)


DOI KOUHEI

富山県出身石川県金沢市在住 40歳 
家具に興味を持ってから、インテリア関係の仕事に就きたいと思い金沢のインテリア専門学校へ、店舗内装デザイン会社の後、23歳ぐらいからインテリアショップ勤務。
現在も、金沢市内のインテリアショップで販売、法人営業、家具プラン作成たまに配送と何でもこなす。
趣味は、太らずにお酒を飲みたいための適度なランニングと包丁で野菜を切るのが楽しいので簡単な料理。