今思ってるインテリアのこと Vol.11

最近、料理するのが好きになってきました。
そんなに手の込んだことはできないのですが、焼く煮るぐらいでも十分楽しい。特に、包丁で切る作業が好きで誰かに食べてもらう楽しみよりも、作っていることが今は楽しい。
千切り薄く薄く包丁で出来る様になりたい。
りんごの皮むきも、りんごをクルクル回しながら切れるテクニックを身につけたい初心者です。

最近、毎週欠かさず録画して観ているBSテレ東「名建築で昼食を」が面白いです。
原作は甲斐みのりさんの「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」。
ドラマは建築の紹介部分とストーリー部分で構成されていてドキュメンタリーとドラマが一緒に観れて面白いです。
フランクロイドライトの自由学園明日館や村野藤吾の目黒区役所、白洲邸武相荘などが出てきます。
この番組を教えてもらった時には、すでに5話ほど終わっていて、サブスクでも観れないので再放送してほしいです。最初から観たい。

最近、また欲しい椅子があります。ジャンプルーヴェ「シェーズトゥボア」今年、vitraから初めて復刻された椅子でスタンダードチェアをオールウッドで作ったような椅子。プルーヴェといえば

金属と木の異素材を組み合わせるイメージですが、この椅子は1941年に第二次世界大戦時に金属不足になりオールウッドで作られていたそうです。
プルーヴェの椅子は、後ろ足がスッと背もたれまで伸びているラインが好きです。脚なが椅子。
まだ実物見てないですが、見たらさらに欲しくなりそう。置き場所も無いですが。でも昔からプルーヴェの椅子欲しいんです。

最近、公開を心待ちにしている映画があります。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」初めて観たのが中学生ぐらい今年で25周年のエヴァ。
中学生の時から観てたものが、ついに完結するのかと思うと感慨深いです。
本当に完結するかは不明。
2020年12月には新劇場版の4D上映もあるそうなので年末公開期待してます。この前に観たMid90sも中学、高校を思い出すような内容で面白かった。
スケートボードをしてた時はないけど、思春期の空気感が感じられる映画でした。  


最近、物に溢れている空間も良いのじゃ無いかと思っています。
もともと、部屋には必要以上に物がない空間、すっきりと整った空間が好きです。
キッチンも良くあるリビングとダイニングが一緒のオープンキッチンが、あまり好きではなくキッチンが独立して見えない所にある間取りが良いなと思っていました。
生活感なく、ごちゃごちゃしたくない。
壁とかにアートやポスターを掲げるのも好きではなっかたんですが、最近は好きな映画やバンドのポスター貼ったりしても良いんじゃ無いかと思っています。
服も、今は無地でシンプルな物を好んで着てましたが、グラフィックが素敵なものやバンドTとか昔みたいに着てもいいんじゃないかと思ってます。
英語でメッセージ書いてあるTシャツは、まだ抵抗ありますが笑。
共感できるメッセージTなら着れる気がしてきてます。何なんでしょうね、歳を重ねたおばちゃんが、派手になる感じ!?自己主張したくなったのか!?好きなもを好きと表現する事に、他人の目が気にならなくなってきたような気がします。

40歳になって最近、昔を思い出す機会が多くて懐かしく思っているんでしょうね。若い時に比べて流行に鈍感になってるけど、自分の好みをシンプルに表現したくなってるみたいです。インテリアもそんな感じで。

(text : Doi)


DOI KOUHEI

富山県出身石川県金沢市在住 40歳 
家具に興味を持ってから、インテリア関係の仕事に就きたいと思い金沢のインテリア専門学校へ、店舗内装デザイン会社の後、23歳ぐらいからインテリアショップ勤務。
現在も、金沢市内のインテリアショップで販売、法人営業、家具プラン作成たまに配送と何でもこなす。
趣味は、太らずにお酒を飲みたいための適度なランニングと包丁で野菜を切るのが楽しいので簡単な料理。