「経営者 まえさと Vol.4 緊急事態宣言解除」
コロナ後に見えてくるもの
4月3日から随分と長い間店を閉めていたのだけれど、こんなに休んだのは一体いつ以来だろう?
ちょっと思い出せないけど、社会に出てからは多分ないよね。
それくらい異常な状況だったということなんだけど、もう経験したくないので第2波は穏やかなものであって欲しい。
小売店にとって長期休業はお客さんが離れていくきっかけとなる、もっとも怖い状況。
今まであって当たり前だったものが「あれ?なくても大丈夫だった」と思われてしまったら…。
もう一度引き戻すのにはかなりの時間がかかるんじゃないだろうか。
行きつけの激イタのマッサージの人も4月以降のキャンセルがすごかったらしくて、やることなくて昼からお酒飲み過ぎたって反省してた。
「コロナ以前にお客さんとどういう付き合い方していたか、コロナ以後に見えてくるよね」なんて話しをしてお互い慰め合ったりして。
それにしても相変わらず施術受けた後は絶好調だなぁ~!いつもありがとう!!
宣言解除後に見えてくるワナ
今回多くの会社が社員に自宅待機をさせることになったけど、「お金のために働いている」人にとっては至福の時間だよね。
だって、働かなくてもお金もらえちゃうんだもの。
テレワークだって今まで採用した実績のない会社は何を基準にしたらわからない訳だから適当にやっていてもバレないよね。
それとは対照的に命張って戦っている人たちがいたりするわけだから、世の中理不尽な気もするけど、存在意義の問題なのだから仕方ないかもね。
ただ、会社もコロナ後にはリモートワークの正式な採用や業務の最適化をしていくはずで、その中で「あれ?コイツいらないじゃん」みたいなケースが少なからず出てくると思う。
なんたってテレワークをしっかりおこなおうとすると極端な成果主義に偏るからね。
会社としてもコロナの大変な時だからこそ、コロナ後のスタートダッシュを想像して何かに本気で取り組んでいたか、ダラけていたかは見抜くだろうし「今まで通りで…」みたいな社員には会社はお金払わないよね。
これから先、会社は社会やお客さまにとって本当に必要かと見られることが増えてくるだろうし、社員は会社にとって本当に必要かと見られるようになっていくのだと思う。