暮らしとわたし Vol.7

先日、新しくできたホテルの内覧会へ行ってきました。

多くの名だたる国内外のデザイナーが携わっているホテルです。

それがなんと!群馬にできました!感動です。

1つ1つの部屋に1人1人のデザイナーのこだわり空間が仕上がっていて、とりあえず1泊したい!と思うホテルでした。

※気になった方はこちらからご覧ください。

https://www.shiroiya.com

元々は昔ながらの旅館があり、時代の流れもあったのだと思います。
数年前に廃業しました。

そして、建物はそのまま残し、リノベーション。
新たなホテルが誕生しました。

きっとこれからの時代に必要となってくることの1つが、古いものを生まれ変わらせることのように思います。

ヨーロッパでは、住宅など新しいものを建てることよりもその中を改装し、代々使用されることが多いことで景観が損なわれないようにしているといいます。

古いものを活かすもの作りは、過去の想いとこれからの想いが一緒につまって、モノ・形以上の価値が生まれるとわたしは思います。

修理事業

わたしが勤めている会社でもリノベーション事業を新たに展開することになりました。

なかなか案件の取れないリノベーション事業と共に請け負っている事業があります。

修理事業です。

通常の家具屋さんやインテリアショップでは、そのお店で販売していた家具の修理のみ受けることのお店が多い中、どこの家具でも修理を請け負います、という修理事業です。

修理事業が始まり、修理担当の営業スタッフもできたことで、会社全体として、修理を請け負って大丈夫だという意識の変化もあり、お客様への対応にも変化がうまれました。

事業スタート想像以上の反響がありました。

昔どこかの家具屋さんで購入した家具、祖父の時代から使っているソファ、近くに取り扱っているお店がなくて修理したいけどできなかったなど、修理の案件がどんどんという言葉がぴったりな程にとびこんできました。

修理して戻ってきた家具のことを、お客様から感想やメールでいただく文章を読んでいると新品を購入したとき以上の感動がありとても喜ばれている方々ばかりでした。

長年使用した愛着あるものを手放さずに修理して使う、それがこれからの時代にとって大事なことだと改めて実感しました。

モノがあふれる時代とはよく言いますが、本当にその通りの世の中になっています。
だからこそ、とりあえず買うのではなく、これだと思うものを買うようにしていきたいものです。

修理で1番お問い合わせが多いものは、ソファです。

何の修理依頼かというと大半が張地の張替です。
張地がかわるだけで、ガラッとインテリアをかえることもできます。

元々のメーカーでは取り扱いのなかった新しい生地を選んで、世界に1つのソファを作ることだってできます!

ただ、フレームはそのまま(もちろん修理も可能です)なので、いままでのインテリアにはなじみ、心落ち着く空間のまま残すことができます。

だからこそ大切にしてほしいのは、見た目だけじゃないモノ作りの良さでソファを購入することです。

最近は、写真に撮って素敵であればそれでいいと思う、新しい考え方がでてきました。

ただ、それでは帰りたくなる心地よい、心安らぐ空間にはならないのではないかと思います。

大事なのは、疲れをやわらげてくれるような、ホッと一息つけるような、自分にとってかかせない存在となるソファを選ぶことです。

きっと毎日が居心地のよいインテリア空間として完成し、手放したくなくなるソファになっていると思います。

ソファが決まったら、次は大事にしたくなるダイニングテーブルを探して…

なかなかすぐに出会えるものじゃない、というところもインテリアの醍醐味です。

だからこそ、普段からインテリアに触れる機会をファッションほどではなくても、その3分の1くらいあると素敵なインテリア空間を作られていくと思います。

少しキズがついたら、買い替えたいと思ってしまうものかどうか?

修理してでも愛用したいと思えるかどうか? そんなことを基準としてインテリアを選んでみるのも楽しいかもしれません。

(text : Shimazaki)


SHIMAZAKI AYAKO

模様替えがすきで、自分の部屋をしょっちゅうかえていたそんな幼少期を過ぎ、気づけばインテリアを仕事にして12年経ちました。タイプの違うインテリアショップ2店舗の店長をしながら、最近はEC事業にも手を出し始めた好奇心のかたまりのような性格です。集中力は高いけど持続性がかなり低めなのでブログを書くこと、こっそり心配しています。