Expression

ファッションてなんだろう?

そう尋ねると多くの人は自己表現、自分らしさ、個性と教えてくれます。

自己表現がファッションといえるなら広い意味ではその人の生き方であり、その人の周りに集まる人、その人が好む音楽、洋服、アクセサリー、趣味、本、そして思考やコトバであり、人に見せる外的な表現だけでなく内的な表現もファッションだといえるのだと思います。

例えば、身に着ける洋服やアクセサリーなど、どう見られたいかを表現するアパレルはいろいろな人の視線に晒されることを意識する分、外向きのファッションといえるかもしれませんし、毎日を過ごす部屋を心地よい空間にするための表現であるインテリアは人の視線に晒されない分、自分を意識した内向きのファッションであり、その人の本音の部分が垣間見える気がします。

そう考えると、もう少しインテリアに意識を向けて自分の居場所に個性を出してみてもいいかもしれないですよね。

スタイリングで遊ぶ

Layoutがご提案したいのは、インテリアアイテムであるラグを洋服やアクセサリーのように遊ぶ、楽しむという感覚。

ちょっと堅苦しいコーディネートではなく、より自由で自分らしさを主張するスタイリングです。

ちいさめのラグで楽しむ

ちいさなラグはお部屋のなかのアクセントとしてとても使いやすいインテリアアイテム。
その日の気分で好きな場所にお気に入りのラグを持っていって、景色の変化を楽しんでみてはいかがでしょう?

ちいさなラグだからこそできる贅沢な遊び方です。

チェストなどの小物家具の前にポンッ!
視点が変わりますよね
アートスペースでも負けていません
もちろん壁にもグッと個性を!
ワークスペースの足元に!優しい足触りが嬉しいです
色を入れることで明るく楽しく

おおきめラグをドーン!

おおきめのラグをスタイリングすることで部屋のなかのベースカラーを自分好みに演出しちゃいましょう!
空間全体のバランスをとることもできる反面、景色を一変させることもできるのでイメージチェンジを狙いたいときにはもってこいです。

色がこなれたオールドトライバルラグは空間を落ち着かせてくれるので、
新しいモノでいっぱいの新居などにはにぜひ欲しいアイテムですよね。

ギャッベですか?ギャッベです。 
「ちょっと甘いイメージ」と思われがちなギャッベですがこの雰囲気、つまりスタイリング次第なのです。

今を変えてみる。

今まで過ごしてきたお部屋にお気に入りのラグをスタイリングすることで景色や暮らし方にも変化が生まれます。

グレーベージュのラグでシンプルにまとめたダイニングに赤のアクセントが映えるトライバルラグをスタイリングしました。ダイニングの表情がイキイキとしたように感じませんか?

テーブルの脚が乗ってチェアを収納した時に収まるくらいのサイズで十分だと思うんですよね。ゾーニングの効果もあるのでお部屋のなかにメリハリができて、おしゃれ空間に!

プライベートルーム

プライベートルームにちょっと渋めのトライバルとペルシャをスタイリングすることでメンズライクな大人部屋に!

プライベートルームだからこそ、自分好みにスタイリングすることを思い切り楽しみたいですよね。

「この人のセンス、ステキ過ぎる…」なんて思わせてみたいものです。

「うちの犬、見に来ない?」から「うちのラグ、見に来ない?」にセリフが変わったら大人の証かもしれません。


おとなの装い

「Rug is Fashion」とは、こういうことではありません。


ファッションは価値観の積み重ね

過ごした時間によってモノに対する「好き」は磨かれていくものです。
見栄えや手軽さからより本質的なものに変化し、自分に似合うものだけを手に入れ残していく、そういうふうに積み重ねた価値観や経験こそが「好き」を磨くということになるのではないでしょうか?

「俺の人生はファッションだったぜ!」
いつか言ってみたいセリフのような気がします。

裸足でギャッベ、おススメです。

(Text : Maeda)